コンパックコンピュータ(株)は21日、都内において、無停止型並列サーバー『NonStop
Himalaya S74000』を発表した。同製品は、従来のS72000の上位機種にあたる製品。月額レンタル料金は200万円からで、同日から出荷される。
今回、新たにJava 2
プラットフォーム・エンタープライズ・エディション(J2EE)に完全準拠し、eビジネスシーンでの利用拡大を目指す。
NonStop Himalaya S74000 |
同製品は、CPUに米MIPSテクノロジーズ社のR12000を搭載。新たにUltra
SCSIをサポートした。サーバー間の接続には“ServerNet II”を搭載し、従来の5倍にあたる毎秒1500MBの転送速度を実現した。
コンパック副社長エンタープライズビジネス統括本部長の河合聰氏は、「システムの重要な要素は、上から順に言うと、無停止、可用性、拡張性。NonStop
Himalayaはこれまでも1年に1機種ずつ発表してきた。今回、標準的なアプリケーションの実行環境の製品としてJ2EEに完全準拠とした」と、特定の製品に依存しない実行環境の提供、オープン化の推進のため、J2EEを採用したと語った。
副社長エンタープライズビジネス統括本部長の河合聰氏 |