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インテル、欠陥のある『メモリ・トランスレータ・ハブ』搭載のマザーボードを交換

2000年05月11日 00時00分更新

文● 編集部

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インテル(株)は11日、欠陥のある『メモリ・トランスレータ・ハブ(MTH)』を搭載したマザーボードを交換すると発表した。MTHは、820チップセットとSDRAMメモリーの間の信号を変換するコンポーネント。SDRAMメモリー、および820チップセットを搭載するマザーボードのみに使用されているという。一部のシステムにおいて、リセットや再起動、停止(ハングアップ)の現象が時折発生し、極度の状況下ではデータの破損につながる可能性があるとしている。問題のシステムは、'99年11月に出荷開始した製品で、それ以前に出荷したシステムには問題がないとしている。
インテルでは、同社の顧客であるコンピューターメーカーや、マザーボードメーカー、流通チャンネルと協力して、同製品のユーザーにこの問題について通知し、マザーボードの交換を受け付ける。MTHを搭載しているかどうかは、コンピューターメーカーに問い合わせるか、インテルのウェブサイトからダウンロードできるユーティリティーソフト『インテル MTH I.D.ユーティリティ』を使って確認できる。
なお、通常、820チップセットはRDRAMメモリーと組み合わせて利用され、RDRAMメモリーを使用するシステムはMTHを使用しないので問題は生じないという。

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