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【お知らせ】【詳報】Dreamcastの眼となる『Dreameye』

2000年02月17日 00時00分更新

文● 編集部 佐々木千之

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(株)セガ・エンタープライゼスは16日、ドリームキャストに接続して、ビデオメール機能やテレビ電話機能を付加するビデオカメラオプション『Dreameye』を発表した。6月に発売予定で、価格は未定。詳報ではスペックの詳細をお伝えする。

Dreameye本体に電池ボックス(青い部分)を装着したところ
Dreameye本体に電池ボックス(青い部分)を装着したところ



Dreameyeのハードウェアと付属ソフト

Dreameyeは、単体ではデジタルカメラとして機能し、Dreamcastに接続した場合にはデジタルカメラに加えてビデオカメラとしても機能する製品。

Dreameyeのハードウェア仕様は以下の通り

単体動作時 Dreamcast接続時
撮像素子 3分の1インチCMOSイメージセンサー(31万画素)
レンズ 固定焦点(F2.0)
フォーカス距離 0.5m~∞
ホワイトバランス オート
最大露光時間 10分の1秒 *可変
画像解像度 640×480ドット *640×480ドット、320×240ドット、160×120ドット
色構成 YUV 4:2:0 *YUV 4:2:2、YUV 4:2:0
静止画フォーマット JPEG(JIFF準拠)
静止画記録枚数 内蔵フラッシュメモリーに最大31枚
Dreamcastへのデータ転送時の画像圧縮方式 独自圧縮方式または無圧縮
Dreamcastへの転送速度 最大4Mbps
電源 単4アルカリ乾電池×2(付属電池ボックス使用) Dreamcastから供給
電池寿命 連続撮影時約300枚
大きさ 幅58×高さ80×奥行き19mm(電池ボックス含まず)
重さ 約62g(本体のみ、電池ボックスは電池を含まずに約28g)
付属品 電池ボックス、専用接続ケーブル、マイクユニット、マイクロホン、スタンド、アプリケーションディスク


*Dreamcast側のアプリケーションソフトによって異なる


Dreameyeとマイクユニット1式
Dreameyeとマイクユニット1式



付属のアプリケーションディスクに収録されるDreameye専用ソフト『Visualpark』の機能は、“テレビ電話機能”、“ビデオメール機能”、“フォトレタッチ機能”、“フォトメール機能”など。

テレビ電話機能を利用する場合、Dreameyeを専用ケーブルを使ってDreamcastのコントローラー端子に接続、マイクユニットはドリームキャストコントローラー上部にあるコネクターに接続する。マイクロフォンは首にかけて使用するタイプ。音声認識機能を利用した生物育成ゲーム『シーマン』と同様の、コントローラーから直接マイクロフォンが突き出るタイプも試作したが、長時間の使用に向かないと言うことで、首かけタイプになったという。

Dreamcast、Dreameyeの接続例
Dreamcast、Dreameyeの接続例



テレビ電話では、Dreamcast本体のモデム(最大33.6kbps)を使用して、Dreamnet(Dreamcast用プロバイダー)経由か、または直接相手のDreamcastに接続する。顔を出したくない場合は、身代わりとなるキャラクターを相手側に表示させる機能や、画像の一部を拡大する機能なども備える。

ビデオ画像/音声の圧縮方式は、KDDグループが開発した“MeeTwo”(仮称)と呼ぶ独自方式。Dreamcastの33.6kbpsという通信速度に合わせて最適化されているという。ビデオ画像に約14kbps、音声に約6kbpsの帯域を使っており、動きの激しい画像では1秒間に1~2コマ、動きの少ない画像なら秒3コマ程度のビデオ画像となる。通信状態のよい場合は、自動的にさらに多くの帯域を使ったデータ伝送を行なうという。なお、パソコン用にMeeTwoを移植する予定は無いとしている。

デモンストレーションでは国際回線を利用してニューヨークと、ミラノを相手として通話を行なったが、音声が多少ノイジーなのと、若干の遅延があるものの、十分実用に耐えると感じられた。少なくとも携帯電話の音声クオリティーよりはよい。

ビデオメール機能は、Dreameyeで記録した25秒までの音声付きビデオ画像を、電子メールとして送ることができるというもの。こちらもMeeTwoで圧縮されるので、相手もDreameyeのユーザーである必要がある。画像はDreamcastの外部メモリーである『ビジュアルメモリ』に保存可能だが、25秒のビデオ画像で1つのビジュアルメモリがいっぱいになるという。

フォトレタッチは、セガが米PictureIQ社と共同で開発した『DreamPhotoFun』で行なう。静止画像の加工や合成が行なえ、クリップアートやプリクラ風の画像フレームも用意されている。パソコン用のレタッチソフトではおなじみの“変形”などの画像エフェクトも画像を見ながらリアルタイムで行なうことができる。加工した画像はフォトメールとして、送信することが可能。静止画のフォーマットはJPEGであるため、パソコンなどでも見ることができる。

DreamPhotoFunでの画像の加工例
DreamPhotoFunでの画像の加工例



また、これらのDreameyeの基本機能を広げるものとして、インターネット上にDreameyeの専用サイトの構築が予定されている。これは、撮影したビデオや写真をこの専用サイトに送付することで、映像や音声を駆使したコミュニケーションサービスを提供するものとしている。

そのほか発表会では、麻雀ゲームなどの登場キャラクターに自分の画像を使うことも可能になるという応用例も示された。また、Dreameyeの可能性を示すものとして、色や動きを認識して反応するソフトウェアのデモンストレーションが行なわれた。

セガの佐藤常務が、着ているジャンパーの裏(オレンジ色)を見せると、その色に反応して炎の画像が表示されるというデモ
セガの佐藤常務が、着ているジャンパーの裏(オレンジ色)を見せると、その色に反応して炎の画像が表示されるというデモ



これは手に持った黄色と赤色の箱に反応して、その動きをキャラクター(カエル)が追いかけるというデモ
これは手に持った黄色と赤色の箱に反応して、その動きをキャラクター(カエル)が追いかけるというデモ

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