1日、株式売買委託手数料の自由化に伴い、オンライン取引専門の証券会社、日本オンライン証券(株)が始動した。日本オンライン証券は、伊藤忠商事(株)、朝日生命保険相互会社(相)、(株)第一勧業銀行、安田火災海上保険(株)、マイクロソフト(株)などが出資した証券会社で、ウェブをはじめ、テレビ、電話、携帯電話などのメディアを使用し、24時間いつでも売買注文ができる。
日本オンライン証券のシステムは、売買が成立した場合に、さまざまなメディアで約定通知が送られてくる。また、あらかじめ登録した株価になったら、“売り”、“買い”の注文を自動的に行なうなどの特徴がある。口座開設資料の送付は20日から開始、実際の取引きサービスは11月中に開始される予定。
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| お昼になると、受け付けは人だかり |
今回、日本オンライン証券は営業開始を記念し、赤坂のアークヒルズカラヤン広場において、記念イベントが開かれた。会場では、『フォルクスワーゲンビートル』の展示や、ランチタイムコンサートが催された。
 | 日本オンライン証券のロゴ“kabu.com”のナンバープレートを付けたフォルクスワーゲンビートル |
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| 併設会場では、ランチタイムコンサートも。このあと、じゃんけん大会があり、Ｔシャツをプレゼントしていた |
 | 号外新聞を配布するキャンペーンガール |
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日本オンライン証券の嘉藤氏は「今日はすでに午前中に100件の問い合わせがきた。若い層よりも、どちらかというと高年齢層の方からの問い合わせが多かった」という。オンライントレードというと、パソコンなどの機械を自在に操れる若い世代に支持されるように思われるが、意外にも高年齢者層の興味が高いようだ。
≪編集部 井上猛雄≫
・日本オンライン証券
http://www.kabu.com/
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