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鎌倉ケーブルコミュニケーションズと富士ソフトABCがケーブルテレビインターネット接続の実験を開始

1999年08月27日 00時00分更新

文● 編集部 山本誠志

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(株)鎌倉ケーブルコミュニケーションズと富士ソフトABC(株)は、神奈川県の鎌倉市全域および逗子市の一部地域において、ケーブルテレビの回線を利用したインターネット接続サービス“かまくらネット”の実験を開始する。この実験は、鎌倉ケーブルコミュニケーションズが、富士ソフトABCに対してケーブルテレビ回線を貸与することで行なうもの。常時接続による運用で、回線速度は上りが最大155kbps、下りが31.6Mbps(いずれも理論値)。

両社は、実施対象となる地域からモニター会員を100名募集した上で、10月1日に実験運用を開始する。このインターネット接続サービス実験の料金は、毎月6000円の定額制。回線接続に必要な工事費や撤去費用はモニター会員の負担となる。

実験に参加するモニター会員には、パソコンおよびインターネット接続に必要な周辺機器一式が無料で貸与される。モニター会員は、1ユーザーあたり10MBのウェブページ用ディスクスペースとメールアドレス1つが与えられるほか、パソコン相談サービス“パソコン119”(無料)の利用もできる。追加料金を支払うことで、メールアドレスやディスクスペースの追加、ローミングサービスの利用も可能。

なお、かまくらネットの本格運用開始は2000年4月1日を予定している。

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