アップルコンピュータ(株)は、マルチメディアソフトウェア『QuickTime
4 日本語版』のWindows版、Macintosh版の無償配布を開始した。同社のQuickTimeのホームページから、ダウンロードが可能。
ムービー再生ソフト『QuickTime Player』の画面 |
『QuickTime 4』は、RTP(RFC1889)とRTSP(RFC2326)プロトコルを採用した、ビデオ/オーディオのストリーミング再生機能を新しく搭載した。また、QuickTime
for Javaにより、JavaアプリケーションがQuickTimeの機能を使用することも可能になった。
ムービー再生ソフト『QuickTime Player(クイックタイムプレーヤー)』では、気に入ったコンテンツを登録することで、ローカルファイル/ストリーミングデータを問わず、ワンクリックアクセスできる“お気に入りの引き出し”機能を搭載した。そのほか、ステレオの左右のバランスや、低音、高音を調整するサウンド機能も搭載する。新たにサポートしたフォーマットとして、Flash、MP3、FlashPixがある。
『QuickTime 4 Pro』へのアップグレードも開始され、Proキーを購入することでプロフェッショナルバージョンの機能を利用することができる。Proが対応する機能は、ムービーファイルの編集、保存、フォーマット変換、フルスクリーンの再生、ストリーミング用の圧縮保存など。Proキーの料金は4200円または29.99ドル。『QuickTime
3 Pro』のProキーをそのまま利用することも可能。