KDEコアチームは9月13日(米国時間)、KDE(The K Desktop Enviroment)の最新バージョン1.1.2のリリースを発表した。KDEは多くのディストリビューションでデスクトップ環境として採用されている。
今回のリリースでの最大の変更点は、KDE Theme Managerが含まれるようになったこと。いままでKDEではテーマを設定するには設定ファイルを自分で書き換えるしかなかったが、KDE Theme Managerを使えば、簡単なマウス操作で、配色から、アイコン、音までのデスクトップテーマの設定ができる。
その他の変更点は以下のとおり。
- KDE mail client(kmail)の拡張とバグフィックス
- 多国語対応。35カ国語に対応した
- KDE web browserとKDE file manager(kfm)の安定とHTMLとの互換性の向上
- そのほか、多くのパッケージにおけるバグフィックス