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Xenocode Browser Sandbox:ブラウザーチェックはこれで決まり!?

インストール不要!主要ブラウザーを1クリックで起動

2009年03月10日 10時00分更新

小橋川誠己/企画報道編集部

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Xenocode
主要ブラウザーをインストールなしに使える「Xenocode Browser Sandbox」で対応するすべてのブラウザーを起動してみた。左上から、IE8/7/6/、Google Chrome、Firefox 3/2、Opera、Safari。

 Internet Explorer、Firefox、Opera、Google Chrome、Safari……と、各社からさまざまなWebブラウザーをリリースされ、シェア争いが活発になっている。競争によってブラウザー全体のパフォーマンスが上がったり、使い勝手がよくなるのはユーザーとしてはうれしいこと。だが、普段はせいぜい1つか2つしか使わないブラウザーをいくつも(しかも複数バージョンを)インストールして、それぞれで動作チェックしなければならないWeb制作者にとっては、大いなる苦痛の種、というものだ(関連記事)。普段使いのブラウザー以外は、なるべくインストールせずに済ませたい。

 そこで、今回は「Xenocode Browser Sandbox」というサービスを紹介しよう。Xenocode Browser Sandboxは、主要なWebブラウザーをそれぞれ単一の実行ファイル(EXE形式)で配布しているWebサイトだ。配布されているEXEファイルをダブルクリックするだけで、すぐにブラウザーアプリが立ち上がるという便利なもので、米国のテクノロジーベンチャー企業・コードシステムがアプリケーション仮想化技術「Xenocode」のデモを兼ねて公開している。


主要ブラウザーをダウンロードして即実行できる

Xenocode
各ブラウザーのサムネイル画像が並ぶXenocode Browser Sandboxのページ
Xenocode
電源ボタンのようなアイコンをクリックすればEXEファイルがダウンロードできる

 Xenocode Browser SandboxのWebページを開くと、ブラウザーのスクリーンショットに電源ボタンのようなアイコンが重なった画像がずらっと表示される。ここに並んでいるのが、Xenocode Browser Sandboxで実行できるWebブラウザーだ。2009年3月現在ラインナップされているのは、以下の8つ。すでにリリースから7年以上が経過しているにも関わらず、いまだにユーザーが多いIE6にも対応しているのがうれしい。

  • Internet Explorer 8/7/6
  • Firefox 3/2
  • Google Chrome 1.0
  • Opera 9.6
  • Safari 3.2

 この中から、起動したいブラウザーを選び、電源ボタン風のアイコンをクリックすると、EXE形式の実行ファイルがダウンロードされる。あとはこのEXEファイルを実行するだけ。たとえば、「Internet Explorer 8」の電源アイコンをクリックすると「IE8.exe」がダウンロードされ、それを実行するとIE8が起動する、といった具合だ。ダウンロードにこそ若干時間がかかるものの、面倒なインストール作業は一切不要で、起動も早い。もちろん、起動したブラウザーは通常どおりにインストールした場合と同じように使える。


専用プラグイン/アドオンを使えばさらに幸せに!

 このXenocode Browser Sandbox、普段IEやFirefoxを使っているなら、専用のプラグイン/アドオンを入れるとさらに快適だ。専用プラグイン(アドオン)をインストールして有効にすると、EXEファイルのダウンロードから実行までを一括してスムーズにできるようになる。通常、ファイルのダウンロード時やEXEファイルの実行時に表示される確認メッセージが省略されるので、文字通り“ワンクリック”で好みのブラウザーが起動する、というわけだ。

Xenocode
右上にある「Enable Click Start」から専用のアドオン/プラグインをインストール可能

 専用アドオン/プラグインは、先ほどの電源ボタンアイコンの右上にある「Enable Click Start」の文字をクリックすることで、インストール可能だ。

 Xenocode Browser Sandboxは、表示チェックのためだけに複数のブラウザーを揃えるのが面倒、といったシチュエーションにはもちろんのこと、出先のネットカフェやレンタルPCなどで一時的にインストールされていないブラウザーを使いたい場合にも大変便利なサービスだ。

 また、インストールが不要、という特徴を考えると、Webサイトの運営者が訪問者に対して“使ってもらう”存在――プラットフォーム的な使い方――もあるかもしれない。たとえば、W3C(World Wide Web Consortium)から草案が公開されている「HTML 5」では、マルチメディア系の表現力が大幅にアップしているが、現時点での実装状況はブラウザーによってまちまちだ。そんなときに、Xenocode Browser Sandboxなら、自分が使いたい機能を実装済みのブラウザーをユーザーに指定して使ってもらう、といったケースも考えられるだろう。

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