スリムデザインにハイパワーを凝縮!
まずはパソコンとしての基本仕様から見ていこう。AVA2660Qの場合、CPUはCore 2 Quad Q6600(2.40GHz)。クアッドコアCPUの中でもメインストリームクラスを採用している。チップセットはIntel G35 Express、メインメモリーは2GB(DDR2 SO-DIMM×2)を搭載する。
省スペース性を考慮した一体型とは言え、ゲーマー向けのハイエンドデスクトップなどで多用されるクアッドコアCPUを採用しているのはうれしい。GPUはチップセット内蔵のIntel GMA X3500となるが、コアな最新3Dゲームでなければ、十分に楽しめるだろう。なお、試用機のGPUはNVIDIA GeForce 8400M GSであった(詳細は後述)。
22型のワイド液晶ディスプレーの画面解像度は1680×1050ドット。スタンド部分に若干のチルト機構があり、視認しやすい角度に調節できる。
残念ながら、テレビチューナーは内蔵していない。しかし、USB接続のボックス型デジタルテレビチューナーが解禁された今となっては、そう大きな問題ではないだろう。ただし、使われている液晶パネルは、あくまでパソコン画面の表示を重視したもの。何本かのDVDコンテンツを視聴してみたが、色再現性や反応速度はビデオ動画の鑑賞に最適と言うほどではない。
そのほかの主要スペックは、3.5インチ320GB HDDおよび、DVDスーパーマルチドライブ(2層メディア対応)を内蔵、IEEE802.11a/b/g準拠の無線LAN機能の搭載などとなる。詳細はスペック表を参照していただきたい。