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カメレオンのように環境に溶け込む!

絶対に“盗撮”に使っちゃいけないカメラ3種

2008年06月05日 15時00分更新

文● 西川仁朗/アスキーネタ帳編集部

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 最近、さまざまなモノに擬態したカメラが増えている。まずはこのカメラだっ!

「AD-1500」

「AD-1500」

「って、これ懐中電灯じゃん!」とツッコんだあなた。早とちりはいけません。実はこの懐中電灯にはカメラが仕込まれており、デジタルビデオレコーダーとLEDライトの機能を併せ持った懐中電灯型デジタルビデオレコーダーなのだ。「AD-1500」と呼ばれるこのカメラは3Wのライトで周囲を照らしながら、内蔵カメラと音声マイクで映像を録画することができる。LEDライトで低消費電力を実現し、光量の調整を3段階で行なえる懐中電灯はあくまでオマケで、主役は30万画素(640×480pixel)のCMOSカメラ。ミニSDカード1GBで約1.5時間の録画が可能となっている。

ライトの明るさは3段階調整できる

ライトの明るさは3段階調整できる

 このAD-1500が凄いのは通常撮影が困難な暗闇の状態になっても、自動的に赤外線撮影モードに切り替わり、暗い場所でもバッチリ撮影できること。17個の赤外線LEDで約4mの距離での暗視撮影が可能。っと、ここまでの説明を読んで、「あんなことやこんなことに使える!」と妄想を膨らませたかもしれないが、残念ながら、現時点では個人販売は行なっていない。販売するキャロットシステムズに聞くと、「夜間パトロールを行なう警備会社や警察などに好評」とのこと。

左はライトを照らしながら、右は赤外線で撮影した映像

 とはいえ、せっかくなので編集部の人間に「こんな凄いカメラがあった」と話すと、すぐに編集部のKが「僕もこんなおもしろカメラ見つけました」と言ってきた。なんと、「部屋に置いても、まったく撮影に気付かれないカメラ」と言うのだ。しかも、個人で購入可能とのコト。犯罪の匂いがプンプンするこのカメラを調べてみた。

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