絵文字は自分のブランド作りにも使われる
ケータイで毎日かなりの数のメールを送受信し、そのほとんどに絵文字を付けている女子大生。彼女たちが「よく使う絵文字」と「使わない絵文字」ははっきり決まっている。例えばよく使われるのが「ハート」「音符」「きらきら」「動物」「顔文字」「クローバー」などだ(法則の一覧)。
逆に「スポーツ系の絵文字」はまず使われない。
ちなみに、動物系の絵文字で一番人気があるのは「ひよこ」だという。ひよこにハートを組み合わせれば、自分がラブな気分になっている証拠。こんな風に、ひよこは「自分」を表すためにも使われる。
彼女たちは「ケータイの署名」にも凝る。ここで登場するのも絵文字だ。絵文字を組み合わせ、自分のトレードマークとする。
杉山 絵文字でも3つ並べれば、ある意味「無限の組み合わせ」ができます。騎士の紋章みたいに、絵文字を組み合わせて自分のブランドを作っているんです。友人同士ならそれを見ただけで「豚とクローバーとハートの絵文字だから、~~ちゃんからのメールだ」とすぐに分かる。
【コラム】男子はミスキャン出身者がお好き?
CampusParkでブログを開いている女子大生モデルたち。そのファン層は、「ルックス」よりも「出身」や「性格」によって変わる傾向にあるという。例えば読者モデル出身の子には女子のファンが多く、ミスコン出身の子には男子のファンが多く付く。
なぜこういう結果になるのだろうか?
理由は明白。「男性は“ミスキャン”で検索して来ているから」(杉山氏)だ。ちなみに、ブロガーの女の子の中には、ナース衣装でコスプレをする看護学校の子や、恋愛や合コンのことばかりを書く子、就活のことを書く真面目な子など、さまざまなキャラがいる。キャラによってファン層が変わるのは言うまでもない。