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【レビュー】世界初有機ELテレビ「XEL-1」は、ひとりじめ感が最大の特徴

2007年12月31日 11時00分更新

文● 編集部 小林 久

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 世界初の有機ELテレビ、ソニー(株)の「XEL-1」を購入した。11月23日に届いて、自宅で使っている。

XEL-1

和室にも意外とマッチする「XEL-1」



語る前に眺めて感じろ


 有機ELパネルの仕組みやメリットに関しては、すでに各所で紹介されているので、関連記事などを参照してほしい。

デザイン面での価値も高めてくれそうな有機ELのパネル。「XEL-1」で使用されているのは、最薄部3mmと薄いパネルだ

 ひとことで表現すると「感動できる画質」である。

 「液晶テレビのように見る角度で色が変わらない」とか、「輝度ムラが少ない」とか、「暗いところが緻密に再現されている」とか、「(イタリアの)“カプリの洞窟”のように深い青がロマンチックだ」とか──色々書くべきことはあるが、そんなありきたりな文言を読まされるより、まずは実機を観てもらったほうが早いと思う。周囲のテレビと見比べれば、「別次元の画」であることがひと目で分かるはずだ。

 パネルサイズは11インチと大きくはない。画素数もフルHD(1920×1080ドット)の1/4(960×540ドット)しかないが、ソースの違いを恐ろしいほど克明に描き分けてくれる。

スライド

ピーク輝度を説明する発表会でのスライド。液晶ディスプレーとは異なり、XEL-1では面積が狭くなるほど明るさが増す

 発表会では、ピーク輝度の高さが強調され、ハイライト部分やネオンサインの表現などが優れている点が紹介されていた。これに加え、画素ピッチそのものも狭いため、得られる解像感はサイズから考えられないほど高い。

 フラットパネルで初めてフルHDの映像を見た際に感じた「映像の奥行き感」「リアルな質感の表現」。そのときと同等の感動(色の鮮度やコントラストを含めればそれ以上だ)をA4サイズとほぼ同じ幅の画面で得られるというのは驚嘆する以外にない。まさに「次世代テレビの面目躍如」といったところだろう。

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