ソフトバンクモバイル(株)は26日、「迷惑メールブロック」やなりすましメール対策の強化などセキュリティーに関する施策を12月中旬以降から順次行なうと発表した。
迷惑メールブロックでは12月中旬以降に、S!電話帳バックアップに登録したメールアドレスからの受信方法を設定する「ともだちメール安心設定」と、出会い系サイトなどのアダルトサイトに分類されたサイトのURLリンクを含むメールの受信拒否設定を行なう「URLリンク付きメール拒否設定」を変更する。
ともだちメール安心設定は、登録済みのメールアドレスからの受信をほかの迷惑メール対策機能の設定有無に関わらず受信させる「ともだちメールを優先受信」に、URLリンク付きメール拒否設定は「特定URLを含むメールのみ受信拒否」に変更される。
なりすましメール対策は、送信されてきたメールのIPアドレスと送信元のメールアドレスのドメインを比較し、正しくなければブロックする設定。現時点でも携帯電話およびPHSのドメインチェックに対応しているが、強化後はすべてのドメインがチェックの対象となる。2008年3月下旬に強化を行なう。
このほか12月以降では、同社が提供するインターネット接続サービス「アクセスインターネット」に、一般的にメール送信用に用いられる25番ポートの通信を止めて迷惑メールの送信をしにくくする「OP25B」（Outbound Port 25 Blocking）を導入する。これは一般ユーザー側の受信対策ではなく、迷惑メール送信をしようとする者に対しての対策となる。なお、アクセスインターネットに接続し、メールの送信を行なっているユーザーは、設定変更が必要になることもあるという。
5000分の商品券がプレゼントされる紹介プログラムも
併せて同社は、既存ユーザーが新規ユーザーを紹介し、紹介された新規ユーザーが月額基本使用料980円の料金プラン「ホワイトプラン」を契約することで、紹介者と被紹介者が商品券のプレゼントを受けられる「ご紹介プログラム」を12月1日に開始することも発表した。
ご紹介プログラムは、紹介者と被紹介者それぞれが5000円分の商品券をプレゼントされる「お友達紹介プログラム」と、被紹介者が5000円分の商品券をプレゼントされる「ご家族ご紹介プログラム」の2つのプログラムを用意する。お友達紹介プログラムは、12月1日以降に新規契約または、機種変更をし、ホワイトプランに加入したユーザーが利用可能。ご家族ご紹介プログラムはすべての加入ユーザーが利用できる。
