シャープ(株)は26日、録画・再生に対応するBlu-rayディスクドライブを内蔵し、HDD 1TBを内蔵したBlu-rayディスクレコーダー「BD-HDW20」など9製品を発売すると発表した。
ラインナップは前述のBD-HDW20のほか、500GB内蔵の「BD-HDW15」、HDDを省略してBD-REの1層/2層書き込みに対応した「BD-AV10シリーズ」4機種、BD-REの書き込みが1層のみの「BD-AV1シリーズ」3機種の全9製品となる。
BD-HDW20とBD-HDW15は、HDDに保存したハイビジョン映像をそのままBD-R/REに記録する「ムーブ機能」に対応している。また、同社の液晶テレビ「AQUOS」(アクオス)シリーズに搭載しているHDMIケーブル経由の家電連携機能「AQUOS ファミリンク」やAQUOSも一緒に操作できる「ファミリモコン」が付属している。そのほか、高速赤外線通信機能「IrSS」を搭載しており、携帯電話機やデジタルカメラに保存してある画像を赤外線通信でHDDに転送して閲覧することも可能。
製品の仕様は次の通り。
- BD-HDW20
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内蔵HDD:1TB|チューナー:地上/BS/110度CSデジタル放送チューナー×2、地上アナログ放送チューナー×1|本体サイズ:幅434×奥行き343×高さ68cm|重量:約5.4kg
予想実売価格:30万円前後 - BD-HDW15
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内蔵HDD:500GB|重量:約5.3kg、それ以外の仕様はBD-HDW20と同等
予想実売価格:20万円前後
アナログチューナーやHDDを省略した低価格モデル
BD-AV10シリーズとBD-AV1シリーズの両製品は、HDDやアナログチューナーを省略して低価格化を図ったモデル。ワンボタンで録画・再生・予約が可能な「らくらく一発操作」、挿入してあるBlu-rayディスクの容量を確認できる「ディスクメーター」などの機能を内蔵しているのが特徴。リモコンには、再生や録画といった利用頻度の高い機能を中心に、必要最小限にまとめた「シンプルファミリモコン」を採用している。
カラーバリエーションとして、BD-AV10はブラック系「BD-AV10-B」、ホワイト系「BD-AV10-W」、レッド系「BD-AV10-R」、シルバー系「BD-AV10-S」の4機種を用意。BD-AV1は、ブラック系「BD-AV1-B」、ホワイト系「BD-AV1-W」、レッド系「BD-AV1-R」の3機種を用意する。
各製品の仕様は次の通り。本製品の詳細な仕様や発表会の情報は、追って詳報をレポートする予定。
- BD-AV10
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書き込み可能ディスク:BD-RE(1層/2層)|チューナー:地上/BS/110度CSデジタル放送チューナー×1|本体サイズ:幅430×奥行き335×高さ68cm|重量:約4.2kg
予想実売価格:12万円前後 - BD-AV1
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書き込み可能ディスク:BD-RE(1層)、それ以外の仕様はBD-AV10と同等
予想実売価格:10万円前後