(株)ロジクールは20日、独カール ツァイス(Carl Zeiss)社製のレンズを採用したデスクトップパソコン向けのウェブカメラ『Qcam Pro 9000』(QCAM-200S)と、ノートパソコン向けのウェブカメラ『Qcam Pro for Notebooks』(QCAM-200V)を8月10日に発売すると発表した。価格はオープンプライス。直販サイト“ロジクールオンラインストア”での価格は各9980円。また、両モデルともヘッドセットが付属するモデルも用意している。価格は各1万800円。
Qcam Pro 9000は、解像度960×720ドット、毎秒30フレームの“HDビデオフォーマット”で記録できるウェブカメラ。薄暗い照明や逆光の環境でも露出を自動で最適化して映像を写せる“RightLight2”(ライトライト2)テクノロジーを搭載している。また、エコーやハウリングを解消するほか、バックグラウンドノイズも低減できる“RightSound”(ライトサウンド)を備えている。
そのほか、同社のウェブサイトから無料でダウンロードできるソフト“Video Effects”を使うと、被写体の人物を3DCGのキャラクターに変身させたり、顔の上に眼鏡や帽子といったアクセサリーを合成するといった機能が利用できる。
解像度は動画で最大200万画素、静止画ではソフトウェア補間により最大800万画素相当のキャプチャーが行なえる。インターフェースはUSB 2.0/1.1。ケーブル長は180cm。本体サイズは幅89.9×奥行き117.9×高さ39.8mm、重量は148g。対応OSはWindows Vista/XP。
Qcam Pro for Notebooksは、ノートパソコン向けのウェブカメラで、厚さ20mmまでのディスプレーに設置できる“スプリングクリップ”を搭載している。そのほか、クリップで固定しないで目の高さで利用できるようにする“スタンド”も付属している。本体サイズは幅30×奥行き40.2×高さ62.2mm、重量は54g。ケーブル長は76cm。そのほかの性能は上記のQcam Pro 9000と同等。携帯時に収納できるキャリングケースが付属する。保証期間は2年間。