公募で選抜された学生がSecond Life内の都市開発を行なう
電鉄商事とワイズエッグ、“神戸クリエイターズラボ イン セカンドライフ”を開催
2007年06月25日 19時10分更新
電鉄商事(株)は25日、同社のウェブデザイン・広告デザイン部門であるDTSコミュニケーションズと(株)ワイズエッグが共同で、仮想都市開発プロジェクト“神戸クリエイターズラボ イン セカンドライフ”を、米リンデン・ラボ(Linden Lab)社の3D仮想世界体験サービス“Second Life”(セカンドライフ)において開催すると発表した。このプロジェクトでは、現在、ウェブサイトやグラフィック、建築、インテリア、工業といった各種デザインやプログラム開発を学んでいる学生を公募。その中から11人を選抜し、Second Life内のバーチャルアイランド“NEO KOBE(ネオ神戸)”のデザインなどを行なわせる。
選抜された学生は、NEO KOBEへの出店や広告出稿を希望する企業と協力したり、企業・行政のアドバイスを受けながらNEO KOBEの開発を行なうことになり、同社によると国内初の産官学連携の取り組みになるという。学生クリエイターは、神戸市内の教育施設で専門の授業を受けられると当時に、Second Life内で行なわれるバーチャル授業も受講できる。授業内容はSecond Life内での都市開発に必要な技術のほか、Second Life内で予想されるリスクマネージメント、経営論、ビジネスマナーなどについての講義も行なわれる。
神戸クリエイターズラボ イン セカンドライフの募集要項は、専用ウェブサイト(下)を参照いただきたい。