現地時間19日から22日まで、シンガポールで開催された通信系イベント“CommunicAsia 2007(主催はSingapore Exhibition Services社)”。日本企業の出展が少なくあまり話題になっていないが、現地に行ってみると、逆に日本で話題にならないのが不思議なくらいの盛大なイベントだった。
CommunicAsiaって何ですか?
今回で18回目となるCommunicAsia 2007は、アジア最大級の通信イベントで、携帯電話機から固定通信サービス、無線通信機器、バックボーン回線用機器などあらゆる通信技術に関わる企業が参加している。開催場所はシンガポール・チャンギ国際空港近くの“Singapore EXPO”というイベント会場で、展示会は第2ホールから第8ホールまでが展示ブースで覆い尽くされている。参加企業もアジアだけでなく欧米諸国の企業もブースを出していて、自社製品をアピールしていた。
日本からの出展は異様に少ない
韓国のサムスン電子社やLG電子社、スウェーデンのSony Ericsson Mobile Communications社など、巨大なブースを設置している企業もあったが、ほとんどのブースは小さいもので、それらが出展企業の国籍別に固まって設置されていた。日本からは(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモや三洋電機(株)が大きめのブースを出展していたものの、そのほかは数社のブースしか見られず、目立たない印象だった。