富士フイルムイメージング(株)は18日、プロ・アマを問わずクリエイターからデザインの投稿を受け付け、そのデザインを用いた商品(Tシャツなどのアパレル、およびポストカード)が売れた場合に、規定のロイヤリティーをデザイナーに支払うという、パソコン向けショッピングサイト“DESIGN GARDEN”(デザインガーデン)を開始したと発表した。デザインの投稿、および購入者の商品選択などは無料で行なえ、商品の価格はTシャツが2000円台前半から、ポストカードは105円から、などとなっている。
DESIGN GARDENは、デザイナーの制作したデザインを具体的に商品化して、それを求める消費者とマッチングするというショッピングサイト。デザインの登録数は、今月17日時点で約3000点。商品はTシャツ(メンズ/レディース/キッズ)とポストカードが主体だが、今後は富士フイルム(株)の写真プリント機能を生かして、タンブラーやマグカップ、フレーム付きフォトアートなどを順次ラインナップしていくという。また、デザインのバリエーションとして、人気キャラクターの起用も検討している。
デザイナーは、何点でも無料でデザインを投稿でき、デザインを用いた商品が買われた場合には、規定のロイヤリティー(当面は一律20%)がデザイナーに支払われる。ただし、投稿されたデザインは、事務局が承認した上で公開される。また、一部デザインについては、組み合わせられる商品や色、サイズなどが限定される場合がある、という。
DESIGN GARDENでは、本日の本格スタートに合わせて、7月31日まで“全商品10%引きキャンペーン”を実施するとしている。
