セカンドライフなどの先行する3Dバーチャルワールドでは「アダルト」や「ギャンブル」などのコンテンツが人気だが、「子供から大人まで誰もが楽しめるように、公序良俗に反する行為やコンテンツは排除する」(産業経済新聞社取締役 阿部 雅美氏)と言う。仮想通貨を現実の通貨と交換するリアルマネートレード(RMT)は「現時点では行なう予定はない」(森山氏)。
また、「何をしても良いかわからない」というユーザーが出ないように「インターフェイスをよりユーザーにわかりやすいものする。クリエイターだけが楽しめるような空間ではなく、もう少しゲーム的な感覚で、建物をつくるにしても誰もが簡単につくれるような仕組みをつくる」とフロム・ソフトウェア代表取締役 神 直利氏は述べる
広告ビジネスや手数料収入で収益を上げる
ビジネスモデルとしては、まずリアルに再現する東京の街並みの中に企業名を表示するといったmeet-me内の広告ビジネス。また、現時点では「購入か賃貸かは未定」(森山氏)としながらもmeet-me内の土地をユーザーが手に入れる際に発生する手数料や、meet-me内におけるEC事業で収益を上げる。
meet-meは将来的には携帯電話などのモバイルツールと連携していく。ココアは2008年末には100万人のユーザー獲得を目指す。