日本通信(株)は14日、PHSデータ通信などの通信サービスを提供する同社の“bモバイル”サービスについて、利用者を特定する本人確認システムを導入すると発表した。これは警察庁の要請によるものだという。
導入開始する本人確認システムは“リンク・システム”と呼ばれ、利用者が専用番号に自分の携帯電話機かPHSで連絡し、bモバイルカードの固有番号を登録することで、bモバイルの登録番号と本人の携帯電話機・PHSが特定できる。
リンク・システムの利用により、bモバイル採用製品が悪用された場合、利用者の携帯電話機またはPHSを特定でき、警察による捜査を進めることができるという。
本人確認システムが必要となるのは、7月頃から出荷されるbモバイルカードおよび更新パッケージ。対象製品には外箱などに案内が記載される予定という。