日本通信(株)は7日、150時間分のインターネット接続が可能な通信料とPHS&無線LAN通信端末のセット『bモバイル・アワーズ』のUSB版『b-mobile hours USBインターネットカード』を、同社のオンラインショップ限定で販売開始したと発表した。価格は3万2800円(150時間分の通信料を含む)。
bモバイル・アワーズは2005年3月から販売されているが、CFカード版のため、最新のノートパソコンなど、PCカードスロットやCFカードスロットを装備しない機種では利用できない。同社では今回、PCカードスロットを装備しないパソコンでも利用できるように、USB接続版を登場させたという。
b-mobile hours USBインターネットカードは150時間のPHSによる無線通信が行なえるほか、公衆無線LANサービス“bスポット”(IEEE 802.11b/gのいずれか、アクセススポットによって異なる)を1回の利用にあたり、5時間分のPHS通信利用権と引き換えることで利用できる。コネクター部分が上下左右に回転するアダプターが付属するため、パソコンのUSBポートの位置や向きを選ばずに利用できるとしている。
本体サイズは幅約38×奥行き56×高さ11.5mm、重さはUSBアダプター込みで約20g。対応OSはWindows Vista/XPおよびMac OS X 10.4。また、先着500名には、ケーブル長2mのUSBケーブルも付属する。
同社ではb-mobile hours USBインターネットカードの発売を記念して、今月10日から10月31日まで、従来のCFカードタイプのbモバイル・アワーズユーザーを対象にキャンペーンを実施する。b-mobile hours USBインターネットカードに従来タイプの残り時間を引き継ぐことができるほか、CFタイプの端末を日本通信へ送付すると2000円のキャッシュバックが受けられる。