エヌ・ティ・ティ・レゾナント(株)は10日、ポータルサイト“goo”(グー)の“ブログ検索サービス”において、注目度に応じたブログの独自のランキング指標に基づく“ブログ検索機能”と、評判に関する詳細な可能な“評判分析機能”を追加したと発表した。
ブログ検索機能は、日本電信電話(株)のサイバーソリューション研究所が開発した、他サイトからブログ記事へのリンク数、記事の掲載本数、注目度の高いブロガーからのリンクの有無といった評価からブロガーの記事提供力を推定し、ブログ検索結果を表示する際のランキングのスコアに反映させる“Eigen Rumor”(アイゲン ルーモア)という分析アルゴリズムを採用しているのが特徴。“注目度”と“鮮度”の観点で目的のブログ記事を検索できるという。評判情報のみを含むブログ記事を検索できるほか、肯定的/否定的な記事のみを検索することもできる。
評判分析機能は、NTTのサイバースペース研究所が開発した“評判情報インデクシング技術”を採用している。これは、ブログ内から評判に関する表現を自動抽出するとともに、“キーワードの何についての評判か”“肯定的か/否定的か”などを抽出し、多角的な評判分析結果を表示する技術。これにより、ブログ上の口コミや評判の評価を過去と現在といった時系列に分析できるほか、比較したいキーワードごとに評判の数を時系列に数値化し、“話題度グラフ”として同一画面上に表示できる。
そのほかに追加された機能として、検索結果内のブログ記事について、記事内にある画像を一部サムネイル化して表示することで、ブログ内容を直感的に類推できる“ブログ記事のサムネイル表示”にも対応した。また、年月日を指定した記事の絞り込み検索も可能となっている。