日立マクセル(株)は13日、長期保存性を強化したデータ用/録画用DVD-Rメディア“DVD-R HG(エイチ ジー)”を発売すると発表した。データ用が26日、録画用が4月25日に発売される。価格はオープン。
同製品は、レーベル面に光/熱の影響を防ぐ特殊印刷による“トップコート”と、記録面のホコリ/ゴミなどの付着を抑え、キズ/帯電などを防ぐための“ハードコート”を採用した“両面保護コート”を施したのが特徴。両面保護コートにより、同社スタンダード品(『DR47』『DR120』)と比較して、耐光性が約1.2倍、耐電防止性能は約1000倍に強化されたという。耐環境性能を高めるため同社独自の“ACE(Anti-Corrosive Enhanced silver alloy)反射膜”と“高密度記録膜”を採用しており、記録膜保存性能もスタンダード品と比較して、約2.0倍に強化されている。著作権保護機能(CPRM)にも対応しており、“1回だけ録画可能”なデジタル放送番組も録画できる。ケースには7mm厚の“強(つよ)ケース”を採用しており、強ケースの強度は、スタンダード品の約3.2倍となっている。
ラインアップは、データ用が、5枚入りの『DRD47HG.1P5S A』、10枚入りの『DRD47HG.1P10S A』で、録画用が、5枚入りの『DRD120HG.1P5S A』、10枚入りの『DRD120HG.1P10S A』となる。