アクセンチュアとSASインスティチュートは、ビジネス・インテリジェンス(BI)分野における協業を強化すると発表した。アクセンチュアはSAS製品の提供を拡大、SASはアクセンチュアの持つ業界専門知識を活用した製品開発を行なうとしている。
アクセンチュアの専門知識を活用したBI開発へ
協業により、アクセンチュアは、エンタープライズ/カスタマー/フィナンシャル/サプライ・チェーンなどの業務特化ソリューションとその基盤となる「SASエンタープライズ・インテリジェンス・プラットフォーム」、金融/ライフサイエンス/ヘルスケア/小売/製造などの業界特化ソリューションを中心に、BI製品や関連サービスの提供を拡大する。一方、SASはアクセンチュアの販売・マーケティング/トレーニング/研究開発/業界・業務別プロセスの専門知識といった資産を活用した製品開発を行ない、収益拡大を図るとしている。
アクセンチュアとSASは従来から情報分析の分野で10年間以上の協力関係があり、共同でBIソリューションを提供してきた。両社では、今回の関係強化を通じて、グローバルで業界別ソリューションの開発、製品化、販売、導入を強化する基盤を整えることができるとしている。