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週替わりギークス 第261回

「病み期はどう乗り越えればいい?」20代の“メンヘラ2人組”が60代の地方議員に人生相談してみた

2022年12月03日 17時00分更新

文● 高桑蘭佳(らんらん) 編集● ASCII

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左から順に、メンヘラテクノロジーのイメージモデルでグラビアアイドルとして活動するエンジェルいかちゃんぴ、自民党所属の石川県議会議員・紐野義昭(ひものよしあき)さん、著者でメンヘラテクノロジーCEOの高桑蘭佳

 メンヘラテクノロジーの高桑です。

 最近、弊社では企業向けのチャット相談アプリを開発しています。まだ正式なリリースはしていないのですが、いろんな企業さんに協力をしてもらい実証実験をする中で、どうやら地方でのニーズが強そう……? という仮説が浮かび上がってきました。そこで、私の出身地である石川県でさらに実証実験を進めてみることになりました。

 地元ではあるものの、私は友達が少ないので人脈があるわけでもなく……でも、縁もゆかりもない地域よりはまだましだろう……と、ちょこちょこ石川県内の情報収集をはじめました。そんな中、本当に縁(!)があり、自民党所属の石川県議会議員・紐野義昭(ひものよしあき)さんとお話できる機会をいただきました。

 今回は、弊社のイメージモデルで、グラビアアイドルとして活動するエンジェルいかちゃんぴとともに、紐野さんに人生相談をしてきました。

紐野義昭(ひものよしあき)さん

 1955年9月9日、金沢市内で生まれる。子どもの頃より、地域や団体のお世話や政治に関心が深かった父親の影響を受け、政治家を目指す。早稲田大学政経学部に進学、卒業後、森喜朗代議士の秘書となり、地方議員の役割、責務などを学ぶ。「青年の政治参加」と「地域の発展」をスローガンに、昭和58年金沢市議会議員選挙に出馬、最年少記録27歳での初当選。平成3年石川県議会議員に初当選以来、連続8期。家族は妻と次男そして父親の4人家族。(長男夫婦独立)

 2008年、第89代石川県議会議長に就任。自民党石川県連では副会長(現在)、これまで幹事長、総務会長、政調会長、青年局長などを歴任。公式サイト

エンジェルいかちゃんぴ

 グラビアアイドルとして活動中。生粋の“メンヘラ”でありながら、SNSでの歯に衣着せぬ発言がファンから好評。ABEMA「指原莉乃&ブラマヨの恋するサイテー男総選挙」や「ニューヨーク恋愛市場」などに出演。2022年8月に2作目のイメージDVDを発売。Twitterアカウント

病み期から抜け出すにはどうすればいい?

高桑:本日はよろしくお願いします!

いかちゃんぴ:さっそくですが、私たちよりもはるかに人生経験豊富な紐野さんに、いろいろ相談に乗っていただきたいなと思っています。

紐野さん:いいですよ。毎日朝から晩まで、相談や政治・県政に対する疑問、国に対する要望を聞くのが仕事ですからね。

いかちゃんぴ:まずは私から相談いいですか? たまに病んで無気力になり、もう何もしたくないと思うときがあります。そういう自分が嫌だなと自己嫌悪に陥ってしまいます。どうしたらこんな状況を乗り越えたり、回避したりできると思いますか?

紐野さん:幅や大小は別にして誰にでもそういう波はあると思います。私はそんなときには、仕事をいっぱい増やしてやることもあるし、逆に休んで旅行が好きだから家内を誘ってすぐ行くなど、普段と違うことをすることもあります。若い頃を振り返ってみると、自分も結構無駄な時間をいっぱい過ごしています。思い切って今やっていることから離れてしまうのが1番良いんじゃないかなと思います。

いかちゃんぴ:なるほど。負のループから抜け出すには一旦休む。

紐野さん:すぐに落ち込んだ状態から抜け出せるわけではないけれども、まずは時間が必要なんだろうと思います。時間を無駄にしたら、さらに落ち込む人もいるから、そういうタイプなら逆にどんどん仕事をするのが良さそうですね。

いかちゃんぴ:たしかに、暇になると病んじゃたり、なかなか時間が経たなかったりする気がします。

紐野さん:時間の経過は大事だから、いかにして時間を経過させるか。そして、それを無駄だと思わないことです。

いかちゃんぴ:「嫌なことを忘れるための時間は無駄じゃない」って考え方めっちゃ大事ですね。

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