昨年秋、打ち込みで音楽を制作できるソフト「Cubase Pro 10.5」を購入して使いはじめた。
音が出るまでの試行錯誤は、こちらの記事に残してある。
打ち込みでトラックを作ったり、ミックスをしたりして完成したのがこちらの動画だ。
レミゼラブルのミュージカルに出てくる「宿屋の主人の歌(Master of the House)」を、友達4人で歌ってみた。
宿屋の主人のあくどさがよく表現されたメロディとトラックと歌詞でとても気に入っている曲だ。
ほぼ初めてのミックス作業だったので、やったことを記録に残しておきたい。
素人の作業記録な上、プリセットを重ねただけだが、参考になれば幸いだ。
●音量のレベルと位置を調整する
まず、打ち込み終わったトラックと、収録したボーカルのデータを手元に用意したところから始まる。
トラックの構成は上記のような感じ。音量を1つのトラックの中で変化させる方法が分からなかったので、小さくしたいところ、大きくしたいところで同じ音色でも分けていたりする。
これにボーカルが乗る。
この曲は途中でテンポが変わるので、リズムトラックを使った。
まず、各楽器、各ボーカルの音量を調整して、聞き取りやすくした。これは後からエフェクトをかけるとバランスが変わってくるので、また調整する必要がある。しかし、現段階でいい感じと思えるバランスにする。
下の画像で「-1.67」となっているところを調節する。
各楽器、各ボーカルの音量バランスをざっくり整えたら、次にそれぞれが左右どちらから聞こえるかを決めて調節する。
上の画像で「L5」となっているところを調節する。L5だったら、ちょっと左から聞こえるような感じになる。
バンド編成だったら、ドラムが真ん中、ギターが右、ベースが左のようになるらしい。今回はバンド編成でなくチェロやバイオリン、アコーディオンなどの楽器を使った楽曲だ。どんな配置にしたらいいか考えながら調整していく。
楽器は、チェロをL5、ピアノをL10、バイオリンをR10、オルガンをC(センター)、アコーディオンをR15、サックスをL25、クラリネットをR20とR25にしてみた。
ボーカルは、女声ボーカルをR10とR20、男声ボーカルをL10とL20にした。
●ボーカルにエフェクトをかける
この連載の記事
- 第318回 DTM勢がAIで作曲したら、AIの得意分野と苦手分野が見えてきた
- 第317回 ものづくり版コミケ「Makerフェア」2024年は面白かった。出展者の世代交代もなされているように見えた
- 第315回 0歳児、いつから保育園に? 女性の働き方、とことん考えてみました
- 第315回 推しの細胞がついた指輪を作ってもらった
- 第314回 おしゃれすぎるファン付きウェアを買って重要な問題に気付いた
- 第313回 0歳児がいながら、働く。ベストなやり方は?
- 第312回 パートナーの反対で転職できない問題
- 第311回 YouTubeの再生を止めないために画面を自動でタップする機械を作った
- 第310回 地方に移住したいが、東京にとどまるべきか
- 第309回 「マジック:ザ・ギャザリング」という深淵の入り口に立った。まだ底は見えない
- この連載の一覧へ