ASCII倶楽部

このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

ASCII倶楽部 2017倶楽部レポート オブ ザ イヤー 第10回

クリエイティブ系に強い 「インテルCPUハイエンド自作」

「Core i9」「Core i7」の性能はどれだけ違うの? 各CPUおすすめパーツレシピも大公開 (1/4)

2018年01月02日 18時00分更新

文● 宮崎真一、藤田忠 編集●北村/ASCII編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ASCII倶楽部では2017年におよそ1000本の記事を公開しました。その中から、会員のみなさまから好評だった記事、編集部としてもう一度読んで欲しい記事をセレクトし、2017年12月29日から2018年1月5日にかけて、毎日2本ずつ再掲載します!

 インテルはハイエンドデスクトップ向けCPU「Core X」シリーズで、新たに「Core i9」というクラスを設定した。

 Core Xシリーズはデータセンター向けにも匹敵するほど多くのコアを搭載している点が特徴だが、Core i9の中でも比較的手が届きやすい10コア20スレッドの「Core i9-7900X」と、すぐその下の「Core i7」で最上位モデルとなる8コア16スレッドの「Core i7-7820X」とでは、多コアCPUを欲するユーザーにとって、どちらがベストな選択肢になるのだろうか。

 ちょうど両者はインテル・ターボブースト・テクノロジーによる最大動作クロックが4.3GHz、インテル・ターボブースト・テクノロジー・マックスによる動作クロックが4.5GHzとそろうことから、CPUコア数を含めそれ以外の仕様がどの程度パフォーマンスに影響を及ぼすのかも気になるところだ。まずは、それぞれのCPUに対してどのような用途が適しているのかを模索してみよう。

「Core i9-7900X」(左)と、「Core i7-7820X」(右)のCPU-Zでの情報

全体的にi9-7900Xが優勢だが
i7-7820Xが逆転する場面も

 今回のテスト環境は表のとおり。グラフィックボードには、それがボトルネックとならないよう「GeForce GTX 1080 Founders Edition」を用いている。

テスト環境
CPU Intel「Core i9-7900X」(3.3GHz、最大4.3GHz)、
Intel「Core i7-7820X」(3.6GHz、最大4.3GHz)
マザーボード GIGABYTE「X299 AORUS GAMING 3」(Intel X299)
メモリー DDR4-2666 4GB×4
ビデオカード NVIDIA「GeForce GTX 1080 Founders Edition」(GeForce GTX 1080)
SSD SAMSUNG「SSD 750 EVO」(Serial ATA 3.0、120GB)
電源ユニット SilverStone「SST-ST1200-G Evolution」(1200W、80PLUS Gold)
OS Windows 10 Pro 64bit版(Creators Update)

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

週間ランキングTOP5

ASCII倶楽部会員によく見られてる記事はコレだ!

ASCII倶楽部の新着記事

会員専用動画の紹介も!