ASCII倶楽部

このページの本文へ

見られたくないデータは死んでも隠し通したい! 古田雄介の「恥よ! 墓へ!」 第21回

スマホのプライバシーモードで恥データを隠す方法

2017年05月14日 17時00分更新

文● 古田雄介

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

1件の連絡先、1枚の写真
単位で非表示にできる

 今回は17回で少し触れたarrowsの「プライバシーモード」を掘り下げます。

 この機能を使うと、普段通りにスマホを操作しつつ、特定の連絡先からの着信やメール、アプリや写真だけを非表示にできます。LINEやSNSのメッセージがロック画面に表示されるのを防いだり、文字入力の予測変換辞書の一部を無効化したりもできます。

 有効状態でも「プライバシーモードON」みたいなわかりやすいアイコンは表示されないので、この機能を詳しく知らない人が覗いてもオンオフはまず判別できません。隠していることすら気づかれず、しれっと秘密の相手とやりとりしたり、公にできないような写真を保存しておいたりできるわけです。

 ビジネス上の情報を秘匿するのに持ってこいですし、プライベートのいけないことをステルスするのにも効果を発揮しそうな気がしないでもないです。もちろん、エロや趣味性の詰まった恥ずかしいファイルや言動を、家族に知られないようにするのにも役立ちます。

 ただし、この機能をフルに使いこなすには、「NX!電話帳」や「NX!メール」などの対応アプリで環境を囲い込む必要があります。

今週のポイント

プライバシーモード

 メールや電話帳の連絡先、アプリ、写真などを個別に指定して非表示にできるモード。折りたたみケータイ時代からの歴史があり、SV F-03Hまでのarrowsに搭載されている。

カテゴリートップへ

この連載の記事

ASCII倶楽部の新着記事

会員専用動画の紹介も!