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【会場レポート】スポーツエンターテインメントの観戦体験をより楽しくする、アルバルク東京とZoom AIの取り組み

「注目選手」も「観戦グルメ」もZoomのAIに聞こう! Bリーグの試合にZoomが登場した理由

文●大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

提供: ZVC JAPAN(Zoom)

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 2026年10月8日、TOYOTA ARENA TOKYO(江東区青海)で、プロバスケット・Bリーグのアルバルク東京×佐賀バルーナーズ戦の試合が開催された。

 この夜は、ZVC JAPAN(Zoom)がゲームデーパートナーを務めた特別な「Zoom Mateゲーム」。Zoomから、来場したファンがスマートフォンでZoomの“AIコンシェルジュ”にアクセスし、アルバルク東京やTOYOTA ARENA TOKYOについてAIに質問できるサービスが提供された。また、アルバルク東京とZoomのロゴが入った限定コラボワッペンもプレゼントされた。

 しかし、そもそもZoomとバスケットボールにどんな関係があるのか? また、スポーツエンターテインメントの現場に、Zoomがどんな価値を提供できるのか? 当日の模様をレポートしよう。

「最高のプレイは『会話』から始まる」 Zoomが目指す世界とバスケの関係

 「実は、私はバスケットボールの大ファンなのです!」

 試合開始前、会場中央に吊り下げられた巨大ビジョンでは、米国Zoom Communicationsの創業者で、CEOを務めるエリック・ユアン氏のメッセージビデオが上映された。

 会場のバスケットボールファンに向けて、ユアン氏は「最高のプレイはチーム内の『会話』から始まります」と説明する。より良いプレイと成果を出せるチームには、お互いのつながりと信頼、そして目標の共有が欠かせない。そして、それらはすべて「会話」から始まる。

 「奇跡は偶然には起きません。適切な会話から始まり、全員がやり遂げたとき完成する。それこそが、Zoomが実現しようとしていることです」

 現在のZoomは「From Conversation to Completion(会話から完了へ)」というビジョンを掲げている。バスケットボールと同じように、ビジネスというチームプレイもすべて「会話」から始まる。ミーティングやチャットで交わされるそうした日々の会話を、Zoom内蔵のAIが整理し、共通の目標や次のアクションとしてチームに示す。こうした仕組みで、会話からそれぞれのアクション実行へとスムーズに導き、チームが「やり遂げる」ことをサポートするわけだ。

ちなみに、ユアン氏が「バスケの大ファン」というのは本当だ。昨年の年次イベント「Zoomtopia 2025」には、元NBAのスター選手で慈善活動家/起業家のクリス・ポール氏を招き、自ら一発勝負のフリースローを決めた

チームや選手、会場の情報をAIが回答 ―来場者向けの“AIコンシェルジュ”

 そしてユアン氏は、「今夜のTOYOTA ARENA TOKYOに特別なイノベーションを用意しました!」と発表した。ZoomのAIサービスである「Zoom Virtual Agent」を使った、来場者限定の“パーソナルAIコンシェルジュ”だ。このサービスは、アルバルク東京とZoomが共同で実証実験を進めている。

 「バスケットボールのルールをはじめ、アリーナの施設についての質問、アルバルク東京選手について聞きたい方、Zoom Virtual Agentがお答えします。AIがすべての人にとってより楽しく、利用しやすい体験を実現できることを紹介する、私たちなりの方法です」(ユアン氏)

Zoom Virtual Agentを使った“AIコンシェルジュ”

 この夜、来場客には、スマートフォンからサービスにアクセスできるQRコードの入ったチラシが配られた。さらに、会場入口にはZoomブースが用意され、大型ディスプレイで触れることもできた。

 Zoom Virtual Agentは、企業の問い合わせ窓口(コンタクトセンター)やWebサイトの質問チャットなどで活用されている、会話型のAIソリューションだ。一般知識だけでなく企業特有の知識(ナレッジ)に基づき回答できること、テキストだけでなく音声でのやり取りにも対応することなどが特徴だ。

 会場で提供されたAIコンシェルジュも、バスケットボールのルール、アルバルク東京の選手、会場であるTOYOTA ARENA TOKYOについての知識を持っていた。たとえば「24秒ルールって何?」「ザック選手の身長は?」「アリーナでおすすめの食べ物は?」「再入場はできる?」といった質問に、即座に回答できる。

会場入口にZoomブースを設置してアピール

アルバルク東京や選手、TOYOTA ARENA TOKYOについての質問に回答できる。さっそく試すファンも

 この夜、提供されたサービスはベータ版であり、持っている知識もまだ少ないため、回答できる内容は限られていた。それでも、これから知識量を増やすことで、スポーツ観戦体験をより良いものにできる可能性は高いと感じる。特に、ルールやチームについて詳しくないビギナー、初めて会場を訪れたファンでも、より楽しい観戦体験になるようサポートすることができ、ファンのすそ野を広げるために役立てられそうだ。

 もうひとつ、ZoomのAIが多言語対応であることも重要だ。Bリーグでは、海外からのインバウンド旅行客が試合観戦に訪れることも増えているという。そうした来場客に対して、チームや選手の紹介から会場案内まで、さまざまな情報をそれぞれの母語で分かりやすく届けることができるだろう。

 なお、11月5日に東京で開催されるZVC JAPANの年次イベント「Zoomtopia ON THE ROAD JAPAN」では、Bリーグとトヨタアルバルク東京株式会社によるセッション「顧客対応、AIの活用でここまで変わる」も予定されている(15時30分~16時)。スポーツエンターテインメントに限らず、AIを活用した顧客対応の品質向上を考えるうえで参考になる内容だ。ぜひご参加いただきたい。

■Zoomtopia on the Road JAPAN 2026
日時:2026年11月5日(木曜日) 13:15~19:30
会場:KABUTO ONE HALL & CONFERENCE(東京都中央区日本橋)
詳細/参加登録:https://click.zoom.com/zoomtopia-on-the-road/2026/japan

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