統計ソフトSPSSをより使いやすく、スマートに。SPSS専用AIモジュール「LocalStats Studio」と「Text Coder X for SPSS」Ver.2.0を11月2日に発売
スマート・アナリティクス株式会社
生成AIの活用で、SPSSを手軽に使えるガイドモードと複雑な処理も効率化する詳細モードを搭載。統計処理はSPSS本体で行い正確な結果を提供。Text Coder X for SPSSもVer.2.0に
スマート・アナリティクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:畠 慎一郎、以下 当社)は、IBM SPSS Statistics 専用の AI モジュール「LocalStats Studio(ローカルスタッツ スタジオ)」を新たに開発し、あわせて SPSS Statistics 用の日本語テキストマイニングアドオン「Text Coder X for SPSS」を Ver.2.0 にバージョンアップしました。両製品は2026年11月2日に販売・出荷を開始します。発売を記念し、2027年3月31日までのご注文にはキャンペーン価格を適用します。
「LocalStats Studio」は、IBM watsonx や IBM Bob などの AI 製品を活用し、SPSS Statistics の操作を案内するガイドモードと、Syntax の生成を支援する詳細モードを備え、統計処理は SPSS Statistics 本体で行います。SPSS Statistics を手軽に使いたい方にも、複雑な処理を効率よく進めたい方にも、正確な分析結果をお届けします。
両製品は、2026年10月23日に当社が開催した「統計の日スペシャルセミナー2026」で初公開しました。
開発の背景
SPSS Statistics は、大学・医療機関・企業の研究や調査で広く利用されている統計解析ソフトウェアです。論文や報告書の作成時期に集中して利用されることも多く、利用のたびに分析手法の選定や操作手順の確認に時間を要するという声が、販売・導入支援・研修・分析相談を通じて当社に多く寄せられてきました。また、看護研究や社会調査の分野では、インタビューや自由記述といったテキストデータを分析に取り入れる研究が増えています。
当社は、SPSS Statistics を手軽に使いたい方から Syntax を使いこなす熟練者まで、習熟度に応じて効率よく分析を進められる LocalStats Studio を開発しました。あわせて Text Coder X for SPSS の機能を拡充し、数値データとテキストデータの双方を SPSS Statistics 上で一貫して分析できる環境を提供します。
LocalStats Studio の概要
LocalStats Studio は、お手元の IBM SPSS Statistics と連携して動作する AI モジュールです。利用者の習熟度に合わせて2つのモードを備えています。ガイドモードでは、画面の案内に沿って分析の目的と変数を選ぶだけで SPSS Statistics を操作できます。詳細モードでは、AI が SPSS Syntax の生成と編集を支援し、複雑な処理も効率的に実行できます。いずれのモードでも統計処理は SPSS Statistics 本体が行うため、SPSS Statistics による正確な分析結果が得られます。

分析の目的を選ぶ画面(ガイドモード)

目的を日本語で入力すると、AI が手法と選定理由を提示
LocalStats Studio の主な特長
- ガイドモード:SPSS Statistics を手軽に操作 分析の目的を5つのカードから選ぶか、「男女のグループ間で年齢に違いがあるか知りたい」のように日本語で入力すると、AI が独立サンプルの t 検定などの手法と選定理由を提示します。あとは画面の案内に沿って変数を割り当てるだけで分析を実行でき、対応する Syntax も同時に生成されます。
- 詳細モード:Syntax の生成支援で複雑な処理も効率的に 日本語で指示を入力すると、AI が Syntax を生成・書き換えます。エラー修正や記述統計・度数分布表の追加などの定型の編集はワンクリックで行えます。ガイドモードで作成した Syntax を引き継いで編集でき、複数の分析を続けて実行して1つのファイルにまとめることもできます。
- 統計処理は SPSS Statistics 本体で実行 計算はすべてお手元の SPSS Statistics が行い、出力は SPSS の表の構造のまま取り込みます。LocalStats Studio が受け持つのは手法の選択、Syntax の作成、結果の解説で、分析結果そのものは SPSS Statistics による正確な値です。
- 結果の解説と論文レポート AI が「実行内容の説明」「分析結果の要約」「解釈と示唆」「注意点」の4項目で結果を解説します。効果量、95%信頼区間、前提条件の検定結果を含めた IMRAD 形式(序論・方法・結果・考察)の論文レポートも作成でき、結果表・図とあわせて Excel に出力できます。
- 個票データはお客様の PC 内で処理 AI に送信するのは分析の指示、Syntax、出力表のみです。AI 機能には IBM watsonx と IBM Bob を活用しています。

詳細モード。日本語の指示から Syntax を生成・編集

分析結果の AI 解説

IMRAD 形式の論文レポート
対応する主な手法:平均値の比較(2群・多群・対応あり)、クロス集計とカイ二乗検定、相関分析、回帰分析、ロジスティック回帰分析、因子分析・主成分分析と信頼性分析、判別分析、クラスター分析。利用できる手法は、お使いの SPSS Statistics のエディションとオプション構成に準拠します。
Text Coder X for SPSS Ver.2.0 の主な新機能
Text Coder X for SPSS は、SPSS Statistics 上で日本語の文章を形態素解析し、分析に使える語のデータに変換するアドオンです。Ver.2.0 では、質的研究や複数回答データの分析に対応する3つの機能を追加しました。
- 共起ネットワーク 同じ回答の中で一緒に使われる語を線で結び、話題のまとまりを図示します。性別や年代などの属性も同じ図に配置でき、属性ごとの語られ方を1枚で示せます。
- インタビュー逐語録の逐次形態素解析 インタビューやフォーカスグループの発話を、順序を保ったまま1文ずつ解析します。話者単位・発話単位のいずれでも集計できます。
- カンマ区切りデータの展開 1つのセルにカンマ区切りで入力された複数回答やタグを、語ごとの 0/1 の変数に展開し、クロス集計やロジスティック回帰分析に利用できる形に整えます。

共起ネットワーク(イメージ)

インタビュー逐語録の逐次形態素解析(イメージ)

カンマ区切りデータの展開(イメージ)
テキストから抽出した語のデータを用いた検定や回帰分析まで、SPSS Statistics 上で一貫して行えます。
想定する利用シーン
- 医療・看護分野の臨床研究、看護研究
- 大学・大学院における研究、および統計教育
- 企業のマーケティング、人事、品質管理部門における調査・分析
代表取締役 畠 慎一郎のコメント
「SPSS Statistics はとても良い製品です。ただ、使う頻度が少ないと、操作を覚えること自体が負担になります。研究者が考えるべきなのは、研究の問いと、その答えとなる分析結果とのあいだです。問いと目的が決まれば、分析手法は導かれます。LocalStats Studio は、手法の選択と SPSS の操作を受け持ち、研究者が問いと結果の解釈に時間を使えるようにします。より多くの SPSS ユーザーに量的研究を進めてほしいという思いから開発しました。日本語と英語の表示に対応し、多言語化も見据えています。日本発で世界で戦える統計解析ツールを目指します。」
価格・販売開始日

販売・出荷開始日:2026年11月2日
キャンペーン期間:2027年3月31日ご注文分まで
LocalStats Studio は保守・アップデートと AI の利用分を含む年間ライセンスです。教育機関・民間企業とも同一価格です。AI の利用が一定量を超えた場合は、トークンを追加購入してご利用いただけます。
製品概要

今後の展開
LocalStats Studio は日本語と英語の表示に対応しています。当社は今後、対応言語を拡充し、海外の SPSS Statistics ユーザーへの提供を進めてまいります。
会社概要

本件に関するお問い合わせ
スマート・アナリティクス株式会社 マーケティング部 担当:阿部
フリーダイヤル:0120-835-761(受付 9:00-18:00、土日祝を除く)
E-mail:jpmarketing@smart-analytics.jp
※ IBM、SPSS、watsonx、IBM Bob は、世界の多くの国で登録された International Business Machines Corporation の商標です。その他記載の会社名・製品名は各社の商標または登録商標です。掲載の画面は開発中のものを含み、変更になる場合があります。
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