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省電力CPUボード「Armadillo-940」、2027年1月発売へ 開発セットは38,500円から

2026年10月20日 15時30分更新

文● さとまさ 編集⚫︎ASCII

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 アットマークテクノは、NXPセミコンダクターズ製SoC「i.MX 8ULP」を搭載した小型組み込みCPUボード「Armadillo-940」を開発し、2027年1月に発売する予定だ。開発セットの予定価格は38,500円からとなる。発売に先立ち、2026年10月21日から10月23日まで幕張メッセで開催される「Japan IT Week 秋」の同社ブースで実機展示を行うという。

 Armadillo-940は、低価格なSPI NANDフラッシュメモリ512MBを採用し、ストレージ領域を最適化した「ABOS Compact Profile」を標準搭載する点が大きな特徴だ。従来のArmadillo Base OSと同等の機能や多面的なセキュリティ、コンテナ運用の強みを維持しながら、小容量ストレージでも動作しやすい設計に仕上げているため、メモリ高騰の影響を受けやすい製品開発でもコスト増を抑えやすいという。

 SoCには28nm FD-SOIプロセス採用のi.MX 8ULPを搭載し、Arm Cortex-A35×2とCortex-M33のヘテロジニアスマルチコア構成を採用する。Linuxアプリケーション処理とFreeRTOSによるリアルタイム制御を1つのプロセッサ上で分担でき、バッテリー駆動機器や間欠動作が求められる用途にも対応する。インターフェースはEthernet、RS-485などのシリアル通信、USB 2.0に加え、MIPI-CSIとMIPI-DSIを標準搭載し、LANモデルとWLANモデルの2種を用意する。

 サイズはおよそ幅66.3×奥行83.6mmで、スペースの限られた機器への組み込みに向く。DINレール取付対応の専用ケースもオプションで用意され、制御盤や配電盤への設置作業を簡略化できる。さらに、デバイス運用管理クラウドサービス「Armadillo Twin」に対応し、OTAによる更新、稼働監視、ログ収集、リモート操作まで一括で行える。セキュリティ基準「JC-STAR★1」に適合可能な機能も備え、産業機器のセキュアな長期運用を支援する製品だ。 

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