3Dプリンター用の部品を、寸法を調整しながら設計できる。開発者のBen Herbruck氏は、無料CAD「SolveCraft」を公開した。ライセンスはMITまたはApache-2.0だ。
Rustで開発したオープンソースのパラメトリックCAD。デスクトップとブラウザーで動作し、MCPでAIエージェントから設計操作できる構成を備える。
開発者は、Fusionで用意した76個の部品を参照し、体積や表面積、形状のつながりを比較した結果も公開している。ただし、まだ作者自身による初期検証の段階で、Fusionの機能や操作手順を一式置き換えられるわけではない。
無料で使えるパラメトリックCADには、すでにFreeCADなどがある。ただ、FreeCADは、CAD自体の複雑さに加えて、画面や用語の不統一、機能の多さが初心者の学習を難しくしているとされており、操作体系の整理や入門者向け機能の絞り込みが課題に挙がっていた。
SolveCraftはMCPサーバーを備え、AIエージェントが設計コマンドを実行し、形状や寸法を調べ、パラメーターを変更して、ファイルを書き出せることが大きな特徴だ。CADの操作を1からおぼえる負担を下げる可能性がある。
ただし、実際に出力された形状が意図や製造条件に合うかを人が確かめる作業は残る。開発元も現段階を「簡単な部品なら使える初期段階」と位置づけており、複雑な形状や実務ワークフローをどこまで扱えるかが今後の注目点だ。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります














