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ノートPCの「ポート足りない」をケーブル1本で解決! Thunderbolt 5対応製品を中心にベルキンの最新ドック&ハブ5製品を選ぶ

文●飯島範久 編集/ascii.jp編集部

提供: ベルキン

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 ノートPCは年々、薄く軽くなってきたが、その代わりにポートの数は減っている。USB-Cが2つだけで、HDMIもSDカードスロットもないという機種も珍しくない。外部ディスプレイをつなぎ、充電しながら、マウスやキーボード、外付けストレージまで使おうとすると、あっという間にポートが足りなくなる。

 そんな悩みを解決してくれるのが、ポートを増やす「ドッキングステーション(ドック)」や「ハブ」だ。ベルキンからは5月から7月にかけて新製品が相次いで登場し、選択肢がぐっと広がった。

 なかでも注目は、7月に発売された最新規格「Thunderbolt 5」対応のフラッグシップドックだ。今回は、このドックを中心に、ベルキンの新しいドック&ハブ5製品をまとめて紹介する。それぞれ「どんな用途で」「どんな人に向いているか」に注目しながら、自分にぴったりの1台を探してほしい。

まずは知っておきたい、ドックとハブの違い

右から、Thunderbolt 5ドック、Thunderbolt 4ドック、8ポートハブ、16ポートドック、14ポートドックのモデル

 ドックもハブもポートを増やす点は同じだが、一般的には機能が豊富で電源供給が必要なものが「ドック」であり、PCなどのUSBに接続するだけで動作する簡易的なものが「ハブ」と呼ばれる。いずれもPCとUSB-Cケーブル1本でつなぎ、映像や各種デバイスとの接続、有線LANなどをまとめて担ってくれる。

 ただし、ドックにもいくつかタイプがある。1つは高速なThunderboltポートを活用する「Thunderbolt対応ドック」。もう1つは、「DisplayLink」という技術で映像を送る「USB-Cドック」だ。この違いが選び方の大きなポイントになるので、順番に見ていこう。

80Gbpsの新世代ドック
「Belkin Connect 14-in-1 Thunderbolt 5ドッキングステーション」

ベルキン「Belkin Connect 14-in-1 Thunderbolt 5ドッキングステーション」。最大80Gbps(Bandwidth Boost時は最大120Gbps)に対応した14ポートのドック。アルミニウム合金ボディで放熱性を高めつつ、高級感のあるデザインになっている

 最初は本命の「Belkin Connect 14-in-1 Thunderbolt 5ドッキングステーション」だ。Thunderbolt 5は、従来のThunderbolt 4(最大40Gbps)の倍にあたる最大80Gbpsの通信に対応した最新規格。さらに映像出力などで帯域が必要なときは、片方向で最大120Gbpsまで引き上げる「Bandwidth Boost」も使える。

 PCとの接続は、付属の1mのThunderbolt 5ケーブルを、ドックのホスト用ポートとノートPCなどのThunderbolt/USB-Cポートにつなぐだけ。あとは、ディスプレイやLANケーブル、キーボード、外付けSSDなどをドック側につなぎっぱなしにしておけば、デスクに座ったらケーブル1本つなぐだけで、すぐにデスクワークの作業環境が立ち上がる。逆に外出時は、そのケーブルを抜くだけだ。

「14ポート」の中身をチェック

 本製品のポート構成は次のとおりだ。PCとつなぐホスト用のThunderbolt 5が1つ(140W給電)。周辺機器をつなげるThunderbolt 5が2つ(各15W給電)。USB-Aは10Gbps対応が1つ、5Gbps対応が2つ。USB-Cは10Gbps対応が2つで、うち1つは最大30Wの給電に対応する。映像用にはDisplayPort 2.1とHDMI 2.1を1つずつ備え、2.5Gbイーサネット、3.5mmオーディオ、SD 4.0とmicroSD 4.0のカードスロットも用意されている。

 デスクワークで必要なポートはすべて揃っているといっても過言ではなく、カードスロットがSD Expressに対応しているのもポイントだ。

正面のポートには、SD 4.0カードスロットやUSB-C、USB-A、ヘッドホン、電源ボタンを用意。それぞれのポートに転送速度が記載されているのでわかりやすい

背面には、ディスプレイ系とPCへの接続、LANとUSB-Aポートを備える。ホスト用のThunderbolt 5は最大140Wの給電に対応する

最大4K/144Hzのトリプルディスプレイ出力

 映像出力も強力だ。Windowsでは、Thunderbolt 5対応のノートPCと組み合わせれば、最大4K/144Hzのディスプレイを3台まで接続できる。1台だけなら8K/60Hz、または4K/240Hzの出力も可能だ。ゲーミングディスプレイや高リフレッシュレートのディスプレイをつないでも、性能を余すことなく引き出せる。

 Macの場合は、搭載するチップによって対応台数が異なる。M1/M2/M3搭載モデルは外部ディスプレイ1台、M4 Pro/Max、M5などは最大2台、M5 Pro/Maxなら最大3台だ。初心者の人は、まず自分のPCが何台まで映せるのかを確認しておくとよい。なお、Thunderbolt 4やUSB4対応のノートPCにつなぐ場合、映像は最大2台までとなる。

最大140Wの給電で、ハイパワーなノートPCも安心

 給電性能も見逃せない。ホスト用ポートから最大140WのUSB Power Deliveryに対応し、付属の電源アダプターは180W出力だ。ゲーミングノートやクリエイター向けの高性能ノートは、消費電力が大きいため、対応するワット数が足りないと「つないでいるのに充電が減る」ということも起こる。USB Power Deliveryによる充電が可能なPCなら140Wあれば余裕だろう。メーカーによれば、16インチのMacBook Pro(M4 Max)を26分で50%まで充電できるという。

 さらに、Thunderboltデバイスを最大6台までデイジーチェーン(数珠つなぎ)で接続でき、机まわりのケーブルをすっきりまとめられる。

付属のThunderbolt 5ケーブルと180W出力の電源アダプター

Thunderbolt 5搭載PCを活用したいクリエイターにおすすめ

 このドックが向いているのは、すでに最新のThunderbolt 5に対応したPCを使っている人や、将来、対応モデルの購入を検討している人だろう。特に4K/144Hzのディスプレイを2〜3台つないで作業したい人や、大容量の写真・動画データを外付けSSDで扱うクリエイターにおすすめしたい。

 Amazonでの実売価格は5万8670円。ドックとしては高価だが、映像、データ転送、給電のどれも妥協のないフラッグシップモデルと言えよう。

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