ミニマムかつ本質的な対策で★3・★4を取得するための「実務ハンドブック」を公開
専門家が分析するSCS評価制度・153項目 中小企業に最適な対策のアプローチは?
提供: Dropbox
自社の「共有リンク」を把握しリスクを低減、新サービス「Dropbox Protect」
上氏はもうひとつ、Dropboxが提供を開始した新しいセキュリティサービス「Dropbox Protect」(国内でも近日提供開始予定)も、SCS評価制度への対応に役立つと紹介した。
「Dropbox Protect」は、クラウドストレージの共有リンクがもたらすセキュリティリスクに対処するための新しいサービス(出典:Dropbox公式サイト)
Dropbox Protectは、自社のクラウドストレージに保存されているファイル/フォルダの共有リンクをつぶさに可視化してくれる。これにより、たとえば「誰でもアクセスできる共有状態になっている」「プロジェクトが終了したのに共有されたまま放置されている」といった、リスクの高い共有を発見し、必要がなくなった共有の削除を促す。
Protectが対応するクラウドストレージはDropboxだけでなく、Googleドライブ、Microsoft 365(OneDrive、SharePoint)の共有リンクもまとめてチェックできる。リスクの高い共有リンクを一括削除できるほか、アラートやレポート作成、他社から共有を受けたリンクの可視化といった機能も備える。
「サプライチェーンの中では企業間のコラボレーションも発生します。当然、さまざまなかたちで社外にファイル共有されますが、現実にどのくらい共有リンクが発行されているのか、把握できていない企業が大半です。Dropbox Protectを使えば、そうした社内の共有リンクが丸ごと把握できて、リスクが高いものは削除できる。お客さまのセキュリティ対策が加速します」
上氏は、さまざまな顧客企業でDropbox ProtectのPoCを支援してきたなかで、企業自身が認識している以上に共有範囲が広がっているケースが少なくないと指摘する。「中堅規模の企業でも、外部共有されているリンクからアクセスできるファイルが相当数に上ることがあります。まずはこうした現状を可視化することが、適切な情報管理の第一歩です」。
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SCS評価制度のスタートは、中堅中小企業におけるセキュリティ対策推進の大きなきっかけになるだろう。ただし、ポイントソリューションを積み重ねて“★3・★4の評価基準リストを埋める”ことが目的になってしまっては本末転倒だ。セキュリティ運用が継続的に実現していくこと、それが目的にならなければいけない。
「ファイル共有から監査、保存、セキュリティ運用にまつわる台帳の管理なども含めて、Dropboxに丸ごと任せていただくことで、SCS評価制度に対応するためのボトムラインが出来ます。やはり、なるべくいつも使っているツールを活用して要求項目を満たしていくことが、ポイントだろうと思います」(上氏)
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