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OCR運用のボトルネック“データ化の前後工程”を自動化

生成AIで読み取り精度向上、ファイル自動仕分けも LINE WORKSがAI-OCR「PaperOn」を大幅強化

2026年04月24日 11時00分更新

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

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 LINE WORKSは、4月20日、文書処理自動化ソリューション「LINE WORKS PaperOn」の大幅アップデートを発表した。AI-OCRと生成AIを組み合わせて、非定型文書の解析精度を高める「“AIおまかせ”モデル」や、帳票・書類を適切なプロジェクトへ自動分類する「ファイル自動仕分け機能」を新たに追加している。

 LINE WORKS PaperOnは、AI-OCR技術を用いてあらゆる帳票や書類を読み取り、修正・データ変換からシステム連携、保管までをひとつのツールで完結させる文書処理自動化ソリューション。今回、OCR運用のボトルネックである“データ化の前後工程”を最適化するアップデートを図っている。

■“AIおまかせ”モデルで非定型文書の読み取り精度向上

 AI-OCRと生成AIを組み合わせた「“AIおまかせ”モデル」を追加し、取引先毎にレイアウトが異なる注文書など、非定型文書のデータ化精度を向上させている。

“AIおまかせ”モデルの読み取りイメージ

■ファイル自動仕分けで工数削減

 アップロードされた帳票・書類を解析し、事前設定したキーワードに基づいて適切なプロジェクトへ自動分類する「ファイル自動仕分け機能」を追加した。仕分け作業が不要となり、大幅な工数削減を実現する。

ファイル自動仕分けのイメージ

■読み取り結果の修正・変換もAIで効率化

 データ読み取り後の確認・修正の工数を削減する、以下3つの機能を強化した。

・AIによる修正提案:文脈に基づき「単語」や「文章」として自然な文字に修正する
・過去の修正履歴の適用:同じ誤りが再発した際に修正案を提示
・マスターデータによる変換:読み取った値や文字列をユーザー定義のマスターデータに基づき自動変換する

自動変換イメージ

■LINE WORKSとの連携も強化

 スマートフォンで撮影した帳票・書類を、LINE WORKSのトークやメールから直接PaperOnへアップロードできるようになった。さらに、アップロードされた原本画像はLINE WORKS Driveに自動保存され、プロジェクトごとに任意の共有フォルダを指定することもできる。

■提供対象プラン

 “AIおまかせ”モデルやAIによる修正提案は、スタンダードおよびアドバンストプランが対象となり、その他の機能は全プランで利用できる。

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