生活でも仕事でも“日々使える”エージェントは日本のAI体験を変えるか
LINEヤフー、新AI「Agent i」の法人展開は今夏に 24時間AI接客に加え、無償の集客・分析エージェントも
2026年04月22日 08時00分更新
「毎日のそばに、だれでも使えるAIを。」をコンセプトに掲げ、個人・法人の両面で展開するLINEヤフーのAIエージェント「Agent i」が始動した。
Yahoo! JAPANやLINEが持つ豊富なユーザー・顧客基盤を強みに、まずは、個人向けの「日常に寄り添う」エージェントを2026年4月20日より順次展開する。企業・店舗向けには、LINE公式アカウントに接客エージェントを実装する「LINE OA AIモード」や、集客・分析を伴走支援するエージェント「Agent i Biz」を、2026年夏までに提供開始予定だ。
将来的には、だれでも「使える」AIに加え、だれでも「作れる」AIのための基盤も整備し、生活や仕事のあらゆるニーズにAIが応える世界を目指す。同社のCPOである慎ジュンホ氏は、「LINEヤフーはAIカンパニーとして、日本のAI体験を変えていく」と強調した。
LINE・Yahoo! JAPANの延長で“日々使える”多彩なエージェント
Agent iは、未だ8割以上の人が「生成AIを日常的に利用していない」という現状(同社調べ)を背景に生まれた、AIエージェントの新ブランドだ。慎氏は、「毎日人のそばに寄り添い、だれでも使えるAIエージェントを作ることがLINEヤフーの使命」だと語る。
その強みは、圧倒的な「ユーザー接点」、「豊富な情報」との連携、そして、深い「企業とのつながり」にある。
Agent iは、1億超のユーザーが日々利用するLINEやYahoo! JAPANの延長線上でAIが活用でき、100種類以上におよぶ同社の多様なサービスと連携。さらに、LINE公式アカウントを通して100万超の企業・店舗とつながり、予約や購入といった実アクションやオフラインの体験までカバーする。
この強みをベースに、まずは1億超のユーザーに対して、日常のあらゆる場面に寄り添うエージェントを順次展開していく。その後、100万超の法人基盤を活かして、企業・店舗向けのエージェントも投入予定だ。
個人向けのAgent iの特徴のひとつが「使いやすさ」だ。Agent iには、LINEの各タブ、Yahoo! JAPANの検索窓横に表示されるアイコンからワンタップでアクセスできる。複雑なプロンプトの入力を必要とせず、目的に合わせて選択肢をタップするだけで、直感的に各エージェントを利用可能だ。
また、100を超えるサービスから得られる独自データをもとに的確な回答や提案が得られ、今後LINE公式アカウントと連携することでその精度は高まっていく。2026年6月までには、ユーザーの利用状況や設定に応じて、回答や提案を最適化するメモリ機能も実装される。
複数かつ複雑なタスクを実行する機能も2026年6月頃に投入される予定だ。さらに、LINE公式アカウントとの連携によって、予約や購入だけではなく、アフターフォローまで含めた一連のタスクを任せられるようになっていく。
Agent iのトップ画面からはエージェントとの対話ができる他、「お買い物」「おでかけ」「天気」「自動車」「人間関係」「仕事関係」「レシピ」といった特定の領域に特化したエージェント(β版を含む)も利用できる。2026年上期中にはこうした領域エージェントを20種類以上に拡充していく。
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