解像感が高いくっきりとサウンド
DENON HOME 200でもかなり満足いく音!
実際の音はどうだろうか? サイズや構成の異なる3機種について、デモ試聴を踏まえて解説する。
DENON HOME 200はコンパクトながら高解像度な再生が可能。ハイトスピーカーは持たないが、複数台組み合わせた使い方もしやすい万能モデルと言える。
シリーズで最もコンパクトで置き場所を選ばないエントリー機だが、ボーカルの抜けが非常に良く、ギターのピッキングや環境音といったディティールがくっきりと浮かび上がるのが好印象だった。アタックが鋭く、低域も量感があり、サイズから想像する以上にしっかりとしたサウンドだった。
感触としてはややドライ。ボーカルが近くに感じられるため、ポップスやアコースティック音源と非常に相性がいい。
DENON HOME 400は天面に上向きのスピーカーを搭載し、音の「高さ」を表現できるミドルクラス機。筐体が大きくなる分、音の余裕やスケール感が一気に増す印象だ。ボーカルの音像はやや大きくなるが、中低域の厚みが増し、ベースに広がりが出る。立体的な空間表現をしっかりと感じ取れるバランスの取れたサウンドだ。
DENON HOME 600は、前後に配置したサブウーファーを含む、合計8つのスピーカーを搭載したフラッグシップ機。奥行きと深さは随一で、広大な空間が目の前に現れ、まるで広いライブハウスやホールで聴いているかのような感覚が得られた。
低域専用のウーファーがあるため、ベースラインの動きが極めて明瞭になるほか、中高域の抜け感も一皮むける印象。繋がりも自然で、弦楽器の伸び、ボーカルとその背後にあるバンドなど、定位感も3機種の中で群を抜いている。
手軽だが、多機能でかなり本格的な音を楽しめる
新しいDENON HOMEシリーズは、「ライブの空気感を自宅で味わいたい」「イヤホンではなく、空間全体を音楽で満たしたい」という音楽ファンに最適な製品だ。安価なBluetoothスピーカーや古いミニコンポからのアップグレードを考えているユーザーにとって、一台でここまでリッチな体験ができる本機は非常に魅力的な選択肢となるだろう。
DENON HOME 600のスケルトンモデル。左右の2ウェイスピーカーにサブウーファー(前後)やハイトスピーカーを組み合わせた豪華な構成。ツィーターを外側に配置して広がりを出しているほか、大型のウーファーや灰とスピーカーを備えている。
例えば、ワークスペースや書斎ではコンパクトな「DENON HOME 200」をデスク周りに配置し、仕事中や読書中のBGMを高音質で楽しむ。寝室やパーソナルルームでは置きやすさと本格的な立体音響を両立した「DENON HOME 400」で、就寝前のリラックスタイムを極上の空間にする。リビングの主役として使いたいなら「DENON HOME 600」をリビングに据え、コーヒーを飲みながら本格的なオーディオ鑑賞に没頭するといった、用途に合わせた機種選択をしていくといいだろう。
ただ「音楽を聴く」だけでなく、空間そのものをデザインする。デノンが提案する新しいオーディオ体験を、ぜひ自身のライフスタイルに合わせて選んでみてほしい。
各モデルのサイズ/重量、共通する仕様は下記の通り:
DENON HOME 200:140×216×140 mm、2.2 kg
DENON HOME 400:300×219×150 mm、4.2 kg
DENON HOME 600 :451×226×251 mm、8 kg
各モデル共通の仕様
HEOSモジュール搭載
入力端子: USB-C、アナログ3.5mm入力
ワイヤレス接続: Wi-Fi(2.4GHz, 5GHz, 6GHz対応)、Bluetooth、AirPlay 2
対応サービス: Amazon Music HD、AWA、Deezer、Qobuz、Spotify、SoundCloud、TuneIn、Roon Ready
※NASやUSBメモリーに保存した最大192kHz/24bitのPCMまたは最大5.6MHzのDSD音源の再生に対応可能
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