トリニティは3月16日、主力製品ブランド「Simplism(シンプリズム)」をコーポレートブランドへ統合し、今後は「Trinity」ブランドとして製品パッケージおよびロゴを刷新すると発表した。創業20年目の節目にあわせた施策で、店頭やオンラインで「トリニティ」と検索・指名すればすぐに製品へたどり着ける状態を目指す。
「トリニティの製品を買いに来たのに見つからない」を解消
同社の代表取締役・山本洋平氏は公式YouTube動画の中で、ブランド統合にいたった背景を語っている。同社のスマートフォンアクセサリーはこれまで「Simplism」ブランドで展開してきたが、YouTubeなどを通じて「トリニティ」の社名で同社を知ったユーザーが店頭に足を運んだ際、棚に並ぶ製品パッケージには「Simplism」と表記されているため、目当ての製品を見つけられないケースがあったという。実際には製品が陳列されているにもかかわらず、ブランド名の違いから「ありませんでした」という声が寄せられていたと明かした。
山本氏はこの課題を「レイヤーの多さ」と表現する。従来は「トリニティ(社名)→Simplism(ブランド名)→製品名」と3層構造になっており、消費者が製品にたどり着くまでの認知コストが高かったと判断し、ブランド名を社名に一本化する決断にいたったとしている。
SNS上での情報発信においても、ハッシュタグを「#トリニティ」にすべきか「#シンプリズム」にすべきかが曖昧で、ユーザーも発信側も迷う状態が続いていた。広告出稿時にどちらの名前で出すべきかという社内の判断コストも課題だったという。統合により「トリニティ 保護ガラス」のような検索で製品にたどり着ける環境を整える。
なお、現在販売中の製品および一部の派生製品は引き続きSimplismブランドで販売を継続し、新製品から順次Trinityロゴの新パッケージへ切り替える。すでに発売済みのスタイラスペンでは新しいTrinityロゴを採用しているほか、動画内では未発表のPC用スタンド製品もTrinityブランドで開発中であることが明かされた。Simplismが掲げてきた「シンプルで使いやすい」という製品づくりの方針は、ブランド統合後も引き継ぐとしている。
同社は2025年度に創業20年目を迎え、コーポレートロゴの刷新やオフィス移転を実施済み。「スマホアクセサリーならトリニティ」という第一想起の獲得を目指し、製品開発から情報発信までを「Trinity」の名前で一貫して行う体制を整える。
















