たまに役立つセキュリティ豆知識 第114回
「賞品受け取りに金銭が必要」は詐欺の可能性大
突然の「抽選に当たりました」メールにご用心! 「当選詐欺」はあなたのおカネと個人情報を狙う
2026年03月09日 07時00分更新
応募していない当選は疑え!
Q:「当選詐欺」ってなに?
A:当選していないのに「当たった」と信じ込ませて金銭や個人情報を騙し取る詐欺。
おすすめの関連記事
【注意】サ終した「メギド72」元公式portalがドロップキャッチされた模様
さまざまな賞金や懸賞、宝くじなどに「当選しました」という偽のメッセージを送り、手数料や個人情報を騙し取る詐欺の手口のことを指す。
「○○万円当選しました!」「iPhoneのプレゼント対象に選ばれました!」といった内容で不特定多数へ送信されるケースが多い。昨今ではメールに加えてSMSを悪用するケースも増えている。SNSのDM(ダイレクトメッセージ)から偽メッセージが送られてくることも。
もちろん、実際には抽選など実施されておらず、そもそも応募していない人に当選通知が届くこと自体が不審なのだが、一定数の人は「当選した」という幸運な知らせを信じ込んでしまう。
そういった偽の当選通知に返信してしまうと、待ち構えていた詐欺師たちから「当選金を受け取る際に手数料や送料が必要」などと言って金銭を要求されたり、「商品の受け取りにはユーザー登録が必要」としてクレジットカード情報などを入力させられたりする。当然、入力した個人情報は盗まれ悪用されてしまうだろう。
なお金銭を要求するケースでは、コンビニなどで販売されているデジタルギフトカードを買わせて番号を連絡させる手口も使われるので注意が必要。
さらに、詐欺師は当選通知に反応した人に対して「本日中に手続きが必要」「受け取り期限が迫っている」などと対応を急がせることが多い。これはターゲットから冷静な判断を失わせるためであり、詐欺師の常套手段だ。
応募していない懸賞やプレゼント企画に当選することは決してないし、賞金や当選品の受け取りに手数料や送料を求められることもまずない。それらを覚えておくとともに、なにかと手続きを急がせる相手は怪しいと思っておけば、当選詐欺の被害に遭う可能性は低くなるだろう。

この連載の記事
-
第112回
デジタル
パスワードの使い回しを防ぐ「ヒントシート」は古のパスワード管理術 -
第111回
デジタル
AIを頭良くする「ディープラーニング」技術はセキュリティ分野でも大活躍 -
第110回
デジタル
帰宅後は私物PCで仕事を続行……「シャドーIT」って大丈夫なの? -
第109回
デジタル
お化けにお金を盗まれた!? タッチ決済に潜む「ゴーストタッピング」の恐怖 -
第108回
デジタル
「スミッシング」はSMSを使ったフィッシング詐欺のこと! -
第107回
デジタル
「生体認証」はパスワードが破られるAI時代に必須の仕組み -
第106回
デジタル
「セキュリティーポリシー」とは企業の情報資産を守るためのルール -
第105回
デジタル
狙い撃つぜ!「標的型メール攻撃」は企業に侵入するための第一歩 -
第104回
デジタル
ゴミ箱漁りも立派なハッキングです!「ソーシャルエンジニアリング」って何? -
第103回
デジタル
「VPN」は無料ではなく有償サービスを選ぶべき! なぜかと言えば…… - この連載の一覧へ

