イラン情勢の急速な変化を受け、日本放送協会(NHK)は3月1日11時30分から、中東向けの国際ラジオ放送(NHKワールド・ラジオ日本)の臨時送信を開始した。毎日6時間の定期放送枠に18時間の臨時放送枠を追加し、24時間体制で放送する。
時間帯ごとの周波数と主な放送内容は以下のとおり。フランス中継所経由の2枠を除き、茨城県古河市のKDDI八俣送信所から放送する。
受信には下記の周波数に対応した短波ラジオなどが必要だ。
●NHK中東向け臨時短波放送の概要(2026年3月1日現在)
■放送時間帯と周波数
※時刻表記:テヘラン時間(日本時間)
・0時30分〜2時30分(6時〜8時):11675kHz/11.675MHz(定期放送枠)
・2時30分〜4時30分(8時〜10時):11660kHz/11.660MHz
・4時30分〜8時30分(10時〜14時):17560kHz/17.560MHz
・6時30分〜8時30分(12時〜14時):6150kHz/6.150MHz(仏中継所/定期放送枠)
・8時30分〜12時30分(14時〜18時):9700kHz/9.700MHz
・12時30分〜16時30分(18時〜22時):9740kHz/9.740MHz
・16時30分〜17時30分(22時〜23時):11685kHz/11.685MHz
・17時30分〜19時30分(23時〜翌1時):9450kHz/9.450MHz
・19時30分〜20時30分(1時〜2時):11915kHz/11.915MHz
・20時30分〜22時30分(2時〜4時):11800kHz/11.800MHz(仏中継所/定期放送枠)
・20時30分〜22時30分(2時〜4時):11670kHz/11.670MHz
・22時30分〜0時30分(4時〜6時):9665kHz/9.665MHz
■使用言語
・日本語
■主な放送内容
・日本のNHKラジオ第1放送の番組(一部を除く)
・国際放送独自の日本語ニュース
・海外安全情報(外務省の渡航情報など)
今回の臨時放送の目的は、イラン情勢など、中東地域の日本人に必要な情報を日本語で提供すること。
NHKは本件に際して、日本から直接送信できる短波放送は現地当局の規制を受けにくいと説明しており、明言こそしていないが、イランによるインターネットや国際電話回線の遮断も考慮した対応とみられる。
なお、短波放送は国際的な取り決めの下、毎年3月下旬と10月下旬に、世界中の放送局が一斉に周波数を変更している。
今回の臨時送信が3月下旬以降も継続された場合、上記の周波数も変更される可能性があるため注意したい。













