ニコンのグループ会社ニコン・エシロールは2月17日、単焦点メガネレンズ「Zシリーズ SINGLE VISION」の受注を開始したと発表した。全国の眼鏡専門店で取り扱う。
カメラレンズ開発で長年用いられてきたコントラスト解析技術「MTF(Modulation Transfer Function)」を応用したもの。モノの輪郭や細部をよりはっきりと捉えるための指標であるコントラストに着目し、設計に取り入れた。左右の目から得られる情報を1つの視界として設計する「両眼視」の考え方を組み合わせ、「両眼視コントラストテクノロジー」を新開発した。
視線の動きや生活シーンごとのレンズ使用領域を想定し、遠方を見る際に使われやすい“耳側領域”、パソコン作業など中距離で使われる”鼻側領域”、スマートフォン操作など近距離で使われる“鼻側下方部”など、それぞれの領域で両眼視時のコントラストを精密に計算。装用者ごとの度数に合わせてレンズ全体のコントラストが安定するよう設計している。
これにより、風景鑑賞や運転、デジタル機器操作といった日常のさまざまな場面で、輪郭や細部をより安定して捉えやすい視界を目指すとしている。単焦点レンズの基本構造は維持しながら、光学設計の観点から“解像度の高い視界”を追求した形だ。













