単体で約555g、約10.5mmの極薄筐体のお手頃Windowsタブレット

キーボード込みでも900g切り! 出先での“ちょい作業”にも使いやすい2in1のWindowsタブレット「mouse M0-IAU01BK-A」

文●山口優 編集● ASCII

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決してパワフルとは言えないIntel N150だが
リモート会議や文書作成には十分な性能を持っている

 「mouse M0-IAU01BK-A」は、CPUにTwin Lakeアーキテクチャを採用した4コア4スレッドのインテル プロセッサー N150を搭載している。グラフィックスはCPU内蔵。

マウスコンピューター

CPUはインテル プロセッサー N150

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グラフィックスはCPU内蔵タイプ

 インテル プロセッサー N150は、本製品のようなタブレットPCやミニPCのような小型デバイスに搭載されることの多いCPU。ベースパワーが6Wという超低消費電力で動作するため、電力効率やバッテリー駆動時間を重視するデバイスに向いたプロセッサーだ。そのぶん、一般的なデスクトップPCやノートPC向けのプロセッサーに比べるとパフォーマンスは控えめなので、普段の仕事や学習に使いたいと考えている人にはどのくらいの性能があるのか気になるところだろう。

 そこで、その総合的な性能をチェックするため定番のベンチマークテスト「PCMARK 10」を実行したところ、次のようになった。

総合スコア:3191
Essentials:5770
Productivity:6579
Digital Content Creation:2323

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PCMARK 10の結果

 快適さの目安は、Web閲覧やビデオ会議などの基本性能を示すEssentialsが4100以上、ビジネスアプリのパフォーマンスを示すProductivityが4500以上となっているが、どちらもその目安を上回っている。日常的な用途やOfficeアプリなどを使うビジネス用途であれば十分快適にこなせる性能を持っていることがわかる。

 クリエイティブ系アプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationは快適さの目安となる3450を下回っているが、内訳を見ると写真編集の性能を示すPhoto Editingは3248とそこそこ高いスコアになっている。写真の補正やちょっとした加工程度なら、それほどストレスを感じずに作業できそうだ。

 続いて、ストレージ性能をCrystalDiskMarkでチェックしてみたところ、以下の画像のようになった。PCIe3.0 x4接続のNVMe対応SSDということもあって、シーケンシャルリードが3200MB/s前後と高速。シーケンシャルライトやランダムリード/ライトの速度も速く、実際OSやアプリの起動、ファイルのコピーや移動などもスムーズだった。

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CrystalDiskMarkの結果。PCIe接続の高速SSDが全体的な動作の快適さにつながっている

 バッテリー駆動時間はJEITA測定法 Ver.3.0で動画再生時に約4時間、アイドル時に7時間半が公式スペック。そこで画面の明るさを50%程度に設定し、YouTubeのフルHD動画を全画面でストリーミング再生し続けてみたところ、ほぼ公称値通り3時間56分再生できた。

 出先で1日使うには心許ない気もするが、本製品の場合は汎用的なUSB PD充電器やモバイルバッテリーからでも給電できる。付属の純正ACアダプター以外も代替手段が見つけやすいので、実用上さほど困らないと思われる。

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標準でUSB PD充電器が付属するが、汎用品でも給電できる

 ちなみに、低消費電力のプロセッサーを搭載しているとはいえファンは内蔵されており、ベンチマークのような負荷の高い処理をしているとファンが回転することがある。その際に本体を触ってみるとほんのりあたたかさを感じるので(表面温度は38〜39度程度)、負荷状況によってはそれなりに発熱するようだ。

 もっとも不快さを感じるほど熱くはならないし、今回試した限りでは発熱によって処理速度が目立って落ちたり動作が不安定になることもなかった。また、音も静かな場所で耳をすませないと気がつかない程度だった。