QNX Everywhereはグローバルな開発者向けエコシステムの拡大に貢献 教育・イノベーション・オープンなコラボレーションを通じて
BlackBerry Japan 株式会社
QNX Everywhereは次世代の組み込みシステム開発者を支援し、12,000件以上のライセンス発行、100以上のアカデミックパートナーとの提携に加え、オープンソース・イノベーションの急拡大を実現
米国ラスベガス(CES)- 2026年1月6日 - BlackBerry Ltd(本社:カナダ オンタリオ州、CEO:ジョン・ジアマッテオ、NYSE:BB、TSX:BB)の事業部門であるQNXは、2025年の「CES 2025」で発表したQNX(R) Everywhereイニシアチブが、発表から1年で、グローバルな開発者コミュニティから大きな支持を獲得していることを発表しました。この取り組みは、QNX(R) Software Development Platform(SDP)8.0の非商用利用をより広く可能にすることを目的としており、これまでに発行された非商用ライセンスは12,000件以上に達しています。また、QNX Everywhereは学術界でも急速に存在感を高めており、工学教育課程にQNX(R)の基盤ツールおよびテクノロジーを統合する協調的な取り組みの一環として、80件以上の覚書(MoU)をインド全域の大学とかわし、北米ではマサチューセッツ工科大学(MIT)をはじめ多数の権威ある研究教育機関と共同合意を締結しています。
QNXによる継続的な学習へのコミットメント
QNX Everywhereは、非商用目的でのQNX SDP 8.0の利用に対して無償アクセスを提供します。QNX SDP 8.0は、自動車、産業オートメーション、ロボット、医療機器など、セーフティクリティカルな分野で幅広く使用されており、より多くのユーザーが業界水準のツールを用いて探求・実験・構築できるよう支援することを目的としています。さらに、昨今多くの業界がソフトウェア定義型アーキテクチャへ移行する中、安全性と信頼性に優れたリアルタイムシステムを構築できる人材の需要が供給を上回っています。本イニシアチブは、世界的に深刻化する高いスキルを持つ組み込みエンジニア不足の解消にも貢献します。
MIT New Engineering Education Transformation(NEET)の講師兼創設主任インストラクターであるGregory Long博士は次のように述べています。
「QNXを当校の学生プロジェクトで使用することにより、多くの先進企業が採用している業界水準のリアルタイムOSを活用する機会が得られます。高性能ロボットシステムの実装を目指す学生にとって、QNXの活用がさらなる優位性をもたらすことを期待しています」
本イニシアチブを補完する取り組みとして、QNXは無償オンライントレーニングコース(英語)の提供も開始しました。本コースは経験レベルを問わず幅広い開発者に高品質でアクセスしやすい学習環境を提供する事を目的としています。提供を開始して以来、累計トレーニング時間が6,000時間を超えるなど、自分のペースで学習できる環境に対する需要の高さが示されています。この成果は、活気ある開発者エコシステムを育成し、次世代エンジニアが自信を持ってイノベーションに取り組める環境を提供するというQNXのコミットメントを反映したものです。
商業環境を超えてイノベーションを推進します
QNXは、組み込みソフトウェア分野における啓発と実験を目的としたマルチストップツアーを、教室現場の内外で展開しています。ドイツのHackaTUMやカナダのHack the Northなどの主要ハッカソンをはじめ、ゲスト講演、学生主導プロジェクト、カナダのクイーンズ大学のIndustry Day、マックマスター大学のCtrl-Alt-Tech Industry Nightなど、多様なエンジニアリング関連イベントを支援しています。これらの取り組みにより、学生や愛好家の間に好奇心と強い関心が高まっています。多くは初めてQNXに触れる一方、大企業のようなリソースを持たずにイノベーションの最前線に立つケースも少なくありません。経験豊富な開発者もQNXプラットフォームに再び関与し、今後の開発に役立つ貴重なフィードバックを提供しています。
QNXの製品戦略担当シニアバイスプレジデントであるGrant Courvilleは、次のように述べています。
「最も意義深いイノベーションの多くは、従来の商業環境の外で生まれています。学術機関、オープンソースコミュニティ、独立研究者が牽引するブレークスルーは、業界全体の変革につながることも少なくありません。QNX Everywhereは単なるイニシアチブだけでなくムーブメントとなっています。この1年間の機運の高まりは、多くの業界がソフトウェア定義型へ移行する中で、開発者コミュニティが基盤テクノロジーの習得・実験に高い意欲を示していることを証明しています。学生、教育者、愛好家、プロフェッショナルの皆様には、世界で最もクリティカルなシステムに採用されているツールを無償で利用し、探求・構築・イノベーションに取り組んでいただきたいと思います」
QNX Everywhereが促進するオープンソースプロジェクト例
- ヨーク大学モータースポーツクラブ(英国):フォーミュラSAEレーシングカーの計器クラスターにQNXを採用
- ウォータールー大学ロボティクスチーム(カナダ):競技用ローバー車両の中央制御システムにQNXを統合
- 格闘ゲーム開発プロジェクト:QNXを基盤に構築し、カスタムGPIOハードウェア入力と、グラフィックス用のQNX Screenライブラリを使用
- Opp Detector:カメラ、顔認識ML、カスタムサーボによる、未承認侵入者への放水システム
- 3Dプリント対応のロボットアーム:ROS2を用いたゲームパッド制御機能を実装
QNX Everywhereの展望
QNXは、これまでに寄せられた高い関心と豊富なつながりを基盤として、さらなる事前構築済みソフトウェアパッケージおよび最適化されたオープンソースポートの提供を進めていきます。これらは、oss.qnx.comおよびgitlab.com/qnxで入手可能で、Raspberry Pi 5のサポートや自己ホスティング機能を活用でき、開発者はプロジェクトの開始からスケールまでより容易に進められます。
QNXは今後も、業界を代表するコンソーシアムに積極的に参加し、車載ソフトウェアの未来形成に重要な役割を果たします。QNXはSOAFEE Special Interest Groupの投票メンバーとして、またEclipse S-COREプロジェクトの基盤OSプロバイダーとして、オープンかつセーフティクリティカルなプラットフォームの定義を通じ、ソフトウェア定義型自動車の開発加速と業界横断のコラボレーション促進に貢献します。
CES 2026出展について
QNXは「CES 2026」(開催地:米国ネバダ州ラスベガス Las Vegas Convention Center、期間:現地時間1月6日~9日)に出展します。QNXのオープンソースソフトウェアで動作する2台のロボットアームや、QNX上で各種オープンソース開発ツールを直接実行可能なQNX Developer Desktopをはじめ、多数のデモを披露します。QNXブース(西ホール、#4024)までご来場いただくか、ミーティングをご予約( Email: mediarelations@blackberry.com )ください。
QNXの開発者コミュニティに参加し、個人・非商用利用の目的でQNX(R) SDP 8.0の無償ライセンスを取得する方法は、こちらをご確認ください。学術機関の教職員でQNXソフトウェアの複数ユーザー向け無償ライセンスをご希望の方は、こちらをご覧ください。
詳細は、QNX.comをご覧いただくとともに、@QNX Newsをフォローしてください。
BlackBerryについて
BlackBerryは、世界の企業や政府機関向けに、インテリジェントなソフトウェアとサービスを提供しています。BlackBerryの高性能な基盤ソフトウェアにより、大手自動車メーカーや産業界の大手企業は、安全性、セキュリティ、信頼性を損なうことなく、革新的なアプリケーションの開発、新たな収益源の創出、変革的なビジネスモデルの展開を実現できます。カナダ・オンタリオ州ウォータールーに本社を置く当社は、セキュアな通信分野における深い実績を有し、包括的で高度なセキュリティを備え、広範な認証を取得したポートフォリオを通じて、モバイル機器の防御、ミッションクリティカルな状況下でのコミュニケーション、そして重要事象の管理を可能にする運用上の耐障害性を提供しています。詳細は、BlackBerry.comをご覧いただくと同時に、@QNX Newsをフォローしてください。
QNXについて
QNXは、BlackBerry Limited(NYSE: BB; TSX: BB)の事業部門として、人々の体験を豊かにし、テクノロジー主導型の産業の可能性を広げ、ソフトウェア定義型企業が成長できる信頼できる基盤を提供しています。当事業部門は、安全かつセキュアなオペレーティングシステム、ハイパーバイザー、ミドルウェア、ソリューション、開発ツールの提供において業界をリードし、信頼される組み込みソフトウェアの専門家によるサポートとサービスを提供しています。QNXテクノロジーは、現在2億7500万台以上の自動車を含む、世界で最もクリティカルな組み込みシステムで採用されています。QNXソフトウェアは、自動車、医療機器、産業用制御装置、ロボット、商用車、鉄道、航空宇宙・防衛など幅広い業界で信頼を獲得しています。1980年に設立されたQNXは、カナダ・オタワに本社を置いています。詳細については、qnx.comをご覧ください。
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