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【CES 2026】Samsung、CES 2026「The First Look」で“AIライフパートナー”を提案

Samsung
2026年01月07日

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Samsung
次世代AI搭載デバイスと新たな体験を、特別展示会で1月7日まで公開

サムスン電子(韓国本社、以下Samsung)は、2026年1月4日にラスベガスのWynnホテル(Wynn Las Vegas)内Latour Ballroomで開催したCES(R)2026イベント「The First Look」において、“AIライフパートナー”というビジョンを発表しました。本イベントでは、Samsungの哲学である研究開発(R&D)や事業運営からユーザー体験に至るまでをつなぐ基盤としてのAI活用に焦点が当てられました。

サムスン電子代表理事 CEO兼DX(デバイスエクスペリエンス)部門長のTM Rhoは基調講演で、AI分野におけるSamsungの取り組みと強みを表すリーダーシップについて説明しました。また、AIを活用した多様なエコシステムを通じて、日常生活でユーザーに寄り添う真のAIパートナー体験を提供していく考えを示しました。これらにより、ユーザーは基本的な機能だけでなく、日常生活で新たな価値を生み出す体験・機会を得ることができます。

TM Rohは「Samsungはモバイル端末やビジュアルディスプレイ製品、家電、サービスを連携させ、一体感のあるパーソナル体験を構築してまいります。グローバルなエコシステムのもと、各分野にAIを取り入れることで、日常でより実感できるAI体験の提供をリードしていきます。」と述べました。

■エンターテインメントとしてのパートナー:単なる視聴を超えた体験へ
サムスン電子社長兼ビジュアルディスプレイ(VD)事業部長のSW Yongと、サムスン電子アメリカ(SEA)同事業部チーフマーケティング・パートナーシップチーム長のSukhmani Mohtaが登壇し、Samsungのディスプレイが持つ高いハードウェア性能とAIによる映像技術を融合させることで、テレビを「観る」だけにとどまらない真のエンターテインメントパートナーを提供する方法を紹介しました。Samsungはテレビ業界を20年以上にわたり牽引してきた実績と知見をもとに、ユーザーがテレビと全く新しい方法で対話できるAI搭載テレビのフルラインアップを構築しました。

ラインアップの中核となるのが130インチのMicro RGBテレビです。大画面化と画質の両面で大きな進化を遂げ、これまでにない色彩表現と解像度を実現します。Samsungのテレビ史上最も広帯域かつ精細なスペクトルを誇る本製品は色彩の新たな時代を切り開きます。Timelessフレームデザインは映像の乱れを最小限に抑え、控えめな優雅さで映像を際立たせた設計となっています。Micro RGBには微小サイズのRGB光源を採用し、かつてない高画質を実現。赤・緑・青のダイオードがそれぞれ独立して発光することで、最も自然で豊かな色彩を表現します。さらにMicro RGB AI Engine ProがRGBカラーを緻密に制御し、シーンごとの圧倒的な鮮明さを引き出します。

視聴体験をさらに進化させるために採用したVision AI Companion(VAC)※1はAI技術を活用し、家庭内のさまざまなシーンで視聴・食事・気分を向上させるエンターテインメントパートナーとしてユーザーに寄り添うエンターテインメント体験を提供します。これによりユーザーは視聴する作品や食事のメニュー、聴く音楽についての提案を受け取ることができ、テレビを“観る”ことにとどまらない体験へと広げていきます。
※1 本機能は一部の地域および対応モデルで利用できます。利用可否や対応機能は地域および視聴条件により異なる場合があります。音声コマンドは英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語、イタリア語、韓国語に対応しますが、すべてのアクセント、方言、表現を認識するものではありません。また本機能はAIで生成されたコンテンツを提供するため、正確性は保証されません。表示結果を確認のうえご利用ください。本機能の利用には指定のBluetoothリモコン(TM2660H/TM2661H)が必要です(モデルによっては別売)。一部モデル(M70H/U800H)に同梱されるリモコンは音声認識に対応していません。Mobile Quick Remoteまたは別売りのBluetoothリモコンが必要となります。なお、AIボタン非搭載のリモコンの場合はAIボタンまたはホームボタン(長押し)から本機能にアクセスできます。

Samsungは視聴体験をパーソナライズできる直感的なモードも提供しています。サッカーファン向けのAI Soccer Mode Proは、AIによる映像・音響の自動調整により、スタジアムの臨場感を追求した試合観戦体験を実現します。またAI Sound Controller Proでは歓声、実況、BGMなどの音量を個別に調整でき、テレビ番組や映画を好みに合わせた音で楽しむことができます。ユーザーは音声で指示するだけでVAC対応テレビが状況に応じて操作を実行します。VACはMicro LED、Micro RGB、OLED、Neo QLED、Mini LED、UHD TVなどの対応モデルに搭載されます。

さらにVACは番組ジャンルを問わず、ライフスタイル全体の体験価値も高めます。たとえばテレビで見た料理のレシピを音声で尋ねるだけで検索でき、最新の情報をもとに健康やフィットネスの目標に沿った提案を行います。加えて、マルチデバイス機能も備えており、提案したレシピを今回発表した無線で使用できる移動型スクリーンThe Movingstyleなどへ直接送信できます。エコシステムを完全に統合することでマルチデバイス体験を実現します。


Samsungは世界のサウンドバー市場で11年連続トップの実績を有しています。2026年は統合エコシステムをさらに拡充するため、この度、新たに2機種のWi-FiスピーカーMusic Studio 5Music Studio 7を発表しました。これらのモデルは、より幅広いサウンドシステムの組み合わせに対応し、音響・映像体験を高めるとともに、空間の美観にも配慮した設計になっています。。デザインは著名デザイナーのErwan Bouroullec氏が手がけ、音楽とアートに共通する普遍的なシンボルから着想を得たドットをモチーフに、Samsungの特徴的なデザイン言語に基づくタイムレスなコンセプトを採用しています。

また、Samsungは住空間になじむ新製品も多数発表しました。新たな超薄型OLEDテレビS95Hは、洗練されたベゼルによりアートギャラリーのような優雅な佇まいを実現しています。また、ポータブルプロジェクターの新製品The Freestyle+はVACに対応し、壁や天井はもちろん、角やカーテンなどの不均一な面にも映像を投影できます。

2026年モデルのテレビラインアップ※2はHDR10+ ADVANCEDに対応し、輝度の向上、ジャンルに応じた最適化、動きの滑らかさを高める処理、高度なローカルトーンマッピングなどにより、映像品質とゲーム体験をさらに向上させます。
※2 HDR10+ ADVANCEDは以下のモデルでご利用いただけます。QN990H、R95H、S95H、S90H、R90H、S85H、LS03HW、LS03H、QN80H

主要なOTT事業者でHDR10+の採用拡大に伴い、Samsungは2026年モデルのラインアップにおいて、HDR10+ ADVANCEDを初めて導入するとともに、Samsungの新たな空間音響技術「Eclipsa Audio」も搭載します。

さらに、Samsungはこれまでで最も先進的なOdysseyゲーミングモニターのラインアップも発表しました。解像度、リフレッシュレート、没入感の高い映像表現をさらに押し広げる新モデル5機種を投入します。Samsung初の6K・3D対応のOdyssey G9を中心に、次世代のOdyssey G6および新たなOdyssey G8の3モデルを含む2026年のラインアップは、ゲーマーやクリエイター向けに世界初のディスプレイ技術を初披露します。

ディスプレイ技術の革新を支えるのが、これまでで最も高性能なTizen OSです。ユーザーは最大7年間のTizen OSアップグレードを利用でき、購入後もテレビが継続的に進化する体験を保証します。

■ホームパートナー:毎日を快適に過ごすためのスマート家電
サムスン電子副社長兼デジタルアプライアンス(DA)事業部長のCheolgi Kimと、サムスン電子アメリカ(SEA)同事業部IMCグループ長 Elizabeth Andersonは、家電の提供にとどまらず、日々の家事のストレスを解消する「真のホームパートナー」へと進化していくSamsungのビジョンを紹介しました。またCheolgi Kimは、2025年12月時点でSmartThingsの利用者が4億3,000万人を超えたことを発表し、他ブランドとは一線を画す圧倒的な規模とユーザー理解の深い洞察力がSamsungの強みであると説明しました。

「真のホームパートー」を具現化する製品の一つがSamsung Family Hubです。家庭の中心的な存在であるAI搭載冷蔵庫は、Google Gemini※3を搭載したAI Visionへアップグレードし、AI時代の未来の生活を再定義します。この進化により、AI Visionは食品認識における既存の限界を打破します。冷蔵庫に入れた食材と取り出した食材をシームレスに追跡することにより、献立の計画や食材管理をこれまで以上にシンプルに効率化します※4。Samsung Family Hubは、これまでにCES Innovation Awardsを10回受賞しており、SamsungのAI搭載冷蔵庫は直近3年連続で同賞を受賞しています。
※3 Google GeminiはGoogle LLCが提供しています。サービスの提供状況、対応機能、精度は国・言語・端末モデル・OS/One UIのバージョンにより異なる場合があります。ご利用は18歳以上に限られます。機能によっては追加のアプリ設定が必要となる場合があり、サブスクリプションにより利用できる機能や結果が異なる場合があります。
※4 AI Visionとは冷蔵庫内部カメラとAIによる処理を指し、食材を認識する機能です。本機能の利用にはWi-Fi接続およびSamsungアカウントが必要です。認識できない食材は不明なアイテムとして表示される場合があります。AI Visionは冷凍庫内の食材を識別・一覧化することはできません。認識にはAIモデルを用いており、性能向上のために定期的に更新される場合があります。表示内容の正確性を確保するため、ユーザーによる確認および手動での修正が必要となる場合があります。カメラ作動中は赤色のライトが点灯します。ユーザーが映り込む場合がありますが、食材以外の部分は自動的にぼかされます。

また、ゲーム感覚で使える「What’s for Today?※5(今日の献立は?)」機能により、対象の冷蔵庫では、庫内の食材に基づくレシピ提案に加え、ランダムな提案も行われ、「何を作るか」を決めるストレスを軽減することができます。レシピを選択すると、SmartThings Food上に手順が表示され、ステップごとにガイドを確認しながらすぐに調理を始められます。さらに、選択したレシピは連携する調理家電へ送信でき、調理の準備もスムーズに進められます。加えてVideo to Recipe※6は、さらにシンプルで、おすすめの料理動画の表示や動画内容を分かりやすい手順に変換することが可能です。動画を一時停止したり巻き戻しすることなく、調理しながら手順を確認でき、調理体験をさらに簡単にします。
※5 一部機能の利用にはWi-Fi接続およびSamsungアカウントが必要です。
※6 一部機能の利用にはWi-Fi接続およびSamsungアカウントが必要です。

さらにSamsungは、ユーザーの食生活のパターンを週単位で振り返る新しいレポート機能FoodNote※7を発表しました。この機能は最も使用頻度の高い食材やレシピの提案、補充が必要な食材などをまとめて提示し、日々の食材管理をサポートします。また、Now Brief※8はSamsung Family Hubの画面上で利用できるウィジェットを拡充し、Voice ID※9により家族それぞれを識別して、パーソナルな情報を表示することが可能になりました。これらの機能により、一週間を通じて家庭内のさまざまな場面で役立つ情報や気づきを提供します。
※7 一部機能の利用にはWi-Fi接続およびSamsungアカウントが必要です。
※8 一部機能の利用にはWi-Fi接続およびSamsungアカウントならびにSamsung/Google/Microsoftアカウントが必要となる場合があります。各デバイスでは同一のログインアカウントをご利用ください。利用可能なアプリは国・地域・通信事業者・ネットワーク環境・端末により異なる場合があり、予告なく変更されることがあります。
※9 各ユーザーはあらかじめ画面搭載家電(スクリーン家電)でSamsungアカウントの登録が必要です。1台のデバイスにつき最大6つのアカウントを登録できます。Voice IDの利用にはBixbyの利用規約への同意が必要です。Voice IDの登録は一部の家電、テレビ、モバイル端末で利用でき、1アカウントにつき登録できる音声は1種類です。

ランドリールーム向けにはBespoke AI Laundry Comboが大量の洗濯物を洗濯機から乾燥機へ移し替える移動作業の手間を省き、家庭内の大きな負担を軽減します。今作は、より短時間で洗濯できるスーパー・スピードコースの強化に加え、乾燥性能も向上しました。また、新製品Bespoke AI AirDresserは、衣類のケアに関する日常的な悩みに対応します。強力な送風とスチームを用いてシャツのしわを整えることができるAuto Wrinkle Care(自動しわケア)機能を備え、ユーザーはシャツを掛けて待つだけでよく、忙しい朝の負担を軽減します。

ほかにも、家のさまざまな場所でQualcomm Dragonwing(TM)プロセッサーを搭載したロボット掃除機Bespoke AI Jet Bot Steam Ultraが掃除をさらに進化させます。本製品はActive Stereo 3D SensorによりAIが液体を認識し、コーヒーやジュースなどの液体※10に加え、水のような透明な液体も認識できます。カメラは室内移動のナビゲーションをするだけでなく、見守り用途にも活用でき、外出時にペットの様子や不審な動きがあった場合にユーザーへ通知することも可能です※11。さらに、よりスマートになったBixby※12によって、ユーザーがロボット掃除機に自然な言語で話しかけて簡単に操作でき、日常の家事をよりスムーズに行うことができます。こうした高度な接続性と統合によって包括的なAI体験が評価され、SamsungのBespoke AI家電はCES Innovation Awardを受賞しました。
※10 液体のこぼれは、水やジュースなどの着色または透明な液体で、7cm×7cm(容量15ml)以上のものを指します。識別制度は、液体の大きさや床の模様や色、直射光・反射光、液体の形状などの環境により影響を受ける場合があります。床面に過剰な量の液体が残った場合、二次汚染を引き起こす可能性があります。
※11 本機能の利用にはAndroid/iOS対応のSmartThingsアプリのダウンロードが必要です。あわせてWi-Fi接続およびSamsungアカウントが必要となります。認識対象は猫および犬に限られます。ペットの姿勢や位置により認識が制限される場合があります。また、動物の種類や飼育環境によって認識性能が異なる場合があります。本機能は一般的な視覚的特徴に基づきペットの存在を検知するもので、個体識別はできません。各家電はSmartThingsアプリ上で、ペット対応に最適化する設定が必要です。
※12 BixbyはSamsungのIoT向け音声アシスタントです。Bixbyの提供状況は国・地域により異なる場合があります。Bixbyは一部の言語および特定のアクセント・方言に対応しており、韓国語、英語(米国/英国/インド)、スペイン語(メキシコ/スペイン)、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語(ブラジル)に対応します。ユーザーインターフェースは端末により異なる場合があります。Bixbyの機能およびコンテンツプロバイダーの提供状況は国、通信事業者、言語、端末モデル、OSバージョンにより異なる場合があります。利用にはSamsungアカウントでのログインとデータ通信接続(Wi-Fiまたはモバイルデータ通信)が必要です。

さらに、SamsungはHartford Steam Boiler(HSB)との業界初の協業により、スマートホーム体験における実質的で有意義な節約を実現します。この発表ではHSB社社長兼CEOのGreg M.Barats氏も登壇し、本協業について説明するとともに、SmartThingsに接続したスマート家電の活用により、保険料の削減につながる可能性があることを紹介しました。Samsungは本協業を通じて、ユーザーの安心の強化とコスト削減の両面で価値提供を進めます。本協業は、2025年に米国で実施したパイロットプログラムの成果を受け、今後は米国内で対象州を拡大するほか、世界の他の地域の大手住宅保険会社にも展開を進める予定です。

■ケアパートナー:受け身のリアクティブケアから予防・先回りのプロアクティブケアへ転換
最後に、Samsung Research America(SRA)の副社長兼デジタルヘルスチーム長のPraveen Rajaが登壇し、同社が目指すインテリジェントケアの長期ビジョンを紹介しました。Samsungは統合されたデバイスエコシステムを基盤に、ケアを「リアクティブニーズ」から「プロアクティブニーズ」へと進化させる考えを示しました。AIを活用することで、スマートフォンや家電、ウェアラブルデバイスなどの接続デバイスが連携し、健康上の懸念を未然に察知して予防につなげるのに役立ちます。





こうした高度にパーソナライズされたエコシステムを支える基盤として、Samsung KnoxとKnox Matrixがあらゆるユーザーデータを保護します。AIが絶えず進化する中、Samsung KnoxとKnox Matrix も同様に進化を続けています。SamsungのセキュリティシステムはAI学習プロセスにおけるデータ保護をはじめ、レッドチーム分析によるモデル評価などを通じて、AIリスクを継続的に特定しています。


なお、CESにおいて、Samsung Exhibition Zoneは2026年1月4日から1月7日まで一般公開されます。詳細はSamsung Newsroomをご覧ください。

















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