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「クリスマスにはシャケを食え!」7年目も止まらない“シャケ界隈”

2025年12月24日 18時15分更新

文● スミーレ(@sumire_kon)

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サーモンの寿司のアイコンの下にメリークリスマスと書かれた画像

 「クリスマスにはシャケを食え!」という衝撃的なセリフから早7年。今年(2025年)もシャケ界隈が盛り上がる日がやってきた。

農水省は「クリスマス海鮮丼」でシャケ界隈にアピール

 農林水産省(農水省)の公式Xアカウントは12月24日、「クリスマス海鮮丼」のレシピを公開した。

 今回公開されたレシピでは、シャケのほかにマグロやブリをくわえることで、ツナ界隈やブリ界隈にも配慮。クリスマスだからといって、単にシャケを食べるだけでは芸がないという、農水省の意気込み(お役所的な配慮)を感じる逸品に仕上がっている。

●クリスマス海鮮丼のレシピ(農水省公式Xより)

■材料(1人前)
・ブリ刺身:3切れ
・マグロ刺身:3切れ
・サーモン刺身:3切れ
・シャケ:1/5切れ
・大葉:1枚
・ご飯:丼ぶり1杯

 農水省によると、サケの身に多く含まれる色素「アスタキサンチン」には、美肌や眼精疲労の蓄積を軽減する効果があるとのこと。さらにサケ、マグロ、ブリにはDHAやEPAが豊富に含まれており、血液をさらさらにしたり、脳を活性化したりといった効果も期待できるという。

サンコーのコラボグリルはクリスマス前に完売

 秋葉原発の雑貨店「サンコー」では11月26日より、「クリスマスにシャケを食うためのグリル『飢えたシャケのように』」を発売。全国のシャケ界隈の間で話題となり、発売から約1週間で公式通販サイトの在庫が底を突く事態となった。

 本商品はクリスマスシャケ界のカリスマこと、サモーン・シャケキスタンチン氏のデビュー作「怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」とのコラボ商品。

 だが、商品名からもわかるとおり、実際はシャケキスタンチン氏とのコラボ商品であり、ヒーロー側の要素はパッケージに印刷されたロゴ程度。さすがのパトレン1号も、国際警察の権限において実力を行使することはできなかったようだ。

スーパー戦隊終了でシャケキスタンチン氏の今後を心配する声も

 東映は11月24日、「スーパー戦隊シリーズ」に代わる新たな特撮ヒーローシリーズとして、「PROJECT R.E.D.」を発表。2026年以降、「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」など複数の作品を展開することを明らかにした。

 これを受けてX(SNS)では、スーパー戦隊シリーズ出身のシャケキスタンチン氏の今後を心配する声も一部で挙がっている。

 衝撃のデビューから7年。ヒーローよりも出世した?異色の怪人シャケキスタンチン氏の未来は、同氏が「PROJECT R.E.D.」の「赤いヒーロー」に該当するか否かで変わってきそうだ。

 なお、サケはその見た目に反して、赤身魚ではなく白身魚に分類されている。

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