“誰もが使える”新トラブルシュート機能も ヤマハネットワーク30周年イベントにて公表
ヤマハ、2026年夏にWi-Fi 7対応アクセスポイント投入 スケルトンモデルも追加で「見せたくなる」デザインに
ヤマハは、2026年夏にWi-Fi 7対応の無線LANアクセスポイントを投入する。新トラブルシュート機能も搭載し、デザインも一新。定番のホワイトに加えてスケルトンの特別仕様モデルも展開予定だ。
2025年12月16日に開催されたヤマハネットワーク30年目記念イベントにて、サプライズで発表された。アクセスポイントの企画を担当するヤマハの秦佑輔氏は、「昨今Wi-Fiの品質が重要になってきている中、Wi-Fi 7対応をアクセスポイントのターニングポイントとして開発を進めている」と語った。
Wi-Fi 7対応に合わせて運用・空間・体験すべてを再構築
無線LANアクセスポイントは、2013年の「WLX302」からヤマハのネットワーク製品に加わり、それ以降、機能強化とラインナップ拡充を続けてきた。「WLX212」からはクラウド型の管理サービス「YNO」に対応。現在、Wi-Fi 6E製品までを揃えるが、Wi-Fi 7製品を2026年夏に投入する(既存製品に加えての併売)。
Wi-Fi 7製品は、利用シーンに合わせて、コストと性能のバランスを重視した「スタンダード」と、高密度・高トラフィック環境向けの「パフォーマンス」の2つの製品ラインで展開する。また、これまで提供してきた無線LANの「見える化」機能を大幅刷新。「UXをゼロから見直して、誰でも使える、現場に寄り添った機能にブラッシュアップする」(秦氏)という。
加えて、“隠す”のではなく空間と調和して“見せたくなる”デザインに一新する。「昨今、オフィスや店舗では、空間そのものの体験価値が重視されている。アクセスポイントは、Wi-Fiの品質も考えると、見えるところに置かざるを得ない。空間の雰囲気を壊さないデザインを追求した」と秦氏。
こうした思想を象徴するのが、特別仕様という「ブラックスケルトン(仮)」モデルだ。配管がむき出しのスケルトン天井にも馴染むデザインで、空間に合わせた新たな選択肢を提示する。もちろん、明るい空間に合う白を主体としたモデルも継続する。
秦氏は、「利用シーンに合わせて選べる2つのモデル。UXを再構築した新トラブルシュート機能、空間と調和する新デザイン。Wi-Fi 7に単に対応するだけではなく、運用・空間・体験すべてを見直した新しい無線LANアクセスポイントに期待してください」と締めくくった。
なお、ヤマハネットワーク30年目の記念イベントは改めてレポート予定だ。
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