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「ストレージ容量不足対策」も「大量の写真/動画の共有」も簡単にできる

もう“スマホの容量不足”に悩まない! Dropboxでもっと快適、便利にスマホを使おう

文●大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 Dropbox(ドロップボックス)は、スマートフォン(スマホ)やタブレット、パソコン(PC)と、幅広いデバイスで簡単に使えるクラウドストレージサービスです。

 Dropboxにユーザー登録をすると、クラウド上にユーザー専用の“データ保管庫(ストレージ)”が用意されます。スマホがインターネット回線(4G/5GやWi-Fiなど)につながっていれば、どこからでもこの“保管庫”にデータを保存(アップロード)できます。

Dropboxはどんな場面で便利に使える?

 ここに保存したデータ(ファイルやフォルダ)は、同じスマホからいつでもアクセスして取り出せるだけでなく、自分が使うほかのデバイスや、ほかのユーザーにも安全に共有できます。たとえばこんな場面でDropboxが活躍します。

・スマホの容量不足対策:「撮影した写真やビデオはスマホに入れっぱなし」という方も多いと思いますが、そのうち起こるのが、内蔵ストレージの容量不足です。古いデータをDropboxに移動させれば、スマホに空き容量ができます。DropboxはPCからもアクセスできるので、昔撮った写真やビデオの整理もしやすくなります。

・大切なデータのバックアップ:上の例と似ていますが、スマホで撮影した写真やビデオを常に、Dropboxへ自動的にコピーさせる設定もできます。バックアップしておけば、万が一スマホを紛失しても、大切な写真やビデオを紛失することなく保護できます。さらに、スマホの機種変更をする際にも、スマホ間でデータを移動させる必要がなくなってスムーズです。

・デバイス間でのデータのやり取り:たとえば「スマホで撮った写真をPCで使いたい」「PCで作った資料をタブレットで開きたい」といった場合に、1つずつメールで転送するような、面倒な作業をしていないでしょうか。データの数や容量が増えるほど、やり取りは大変になります。

 Dropboxに保存すれば、ほかのデバイスからすぐに閲覧(表示)やダウンロードができます。なお、PCにDropboxアプリをインストールすれば、PC上にある特定のフォルダと、クラウド上のデータを常に自動同期させる仕組みがあるため、チームでの共同作業にも便利です。

・ほかのユーザーとのデータの共有:友人や家族、グループ内で、多数の写真やビデオなどを簡単に共有できます。このとき、共有する相手がDropboxアプリをインストールしていなくても、ブラウザで閲覧し、必要なものだけを保存(ダウンロード)できます。一部の写真共有サービスでみられるような、共有時に画質を自動的に落とす(劣化させる)ようなこともありません。

 また、Dropboxでは175種類以上のファイル形式をプレビューできるので、相手のスマホに対応するアプリ(Microsoft Office、Adobeなど)が入っていなくても、その内容がブラウザで手軽に閲覧できます。

 ――以上のようなシンプルな使い方のほかにも、「複数のユーザー/デバイスでデータを共有しながら、共同で編集作業をする」「他のアプリと連携させて、保存先ストレージとしてDropboxを活用する」といった高度な使い方もできます。

 使い方や使えるデバイスに制約が少なく、いつでも快適にデータが共有できるので、プライベートでもビジネスでも多用途に幅広く使える――。そんな柔軟なクラウドストレージサービスが、Dropboxなのです。

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