JARCが出張授業『未来を変える!クルマのリサイクル大作戦』を、杉並区立大宮小学校で実施
自動車がどんな風にリサイクルされているか、知っていますか?
提供: 自動車リサイクル促進センター
意外と詳しくは知られていない「車のリサイクル」
役割を終えたクルマは、どのようなリサイクルの工程を経て、私たちの生活に還元されるのでしょう?
ぼんやりとは知っていても、詳しくはわかって方も多いのではないでしょうか?
公益財団法人自動車リサイクル促進センター(JARC)は、私たちの生活に深く関わるこのテーマをわかりやすい講座形式で小学生に伝える出張授業『未来を変える!クルマのリサイクル大作戦』を実施しています。
杉並区立大宮小学校で出張授業
2025年末の杉並区立大宮小学校。お昼休みを挟んだ後の、午後の授業。児童たちが、わくわく感とすこしの緊張感をともなって、体育館に集合します。
この出張授業は、学習まんが『僕とクルマの大冒険~自動車リサイクルの謎に迫る!~』をベースにしつつ、出張授業ならではのクイズや体験を取り入れて、車のリサイクルについて、児童たちが楽しみながら学べる内容となっています。
授業はこの漫画の朗読からスタート。自動車を買い替えることになった一家が、思い出の詰まったクルマの行く末を案じ、「自動車リサイクル博士」の案内のもと、自動車リサイクルを知る旅へ出発するという内容です。
ここで、公益財団法人 自動車リサイクル促進センター(JARC)の伊藤さんにバトンタッチ。伊藤さんは、「自動車は、工業製品であるとともに、再利用ができる資源の集合体であること」「鉄、アルミ、銅の主要な金属資源のうち、かなりの割合(銅で14%〜、アルミで38%〜)が自動車に使われていること」など、リサイクルに関する基礎知識と、クルマのリサイクルの重要性を解説してくれました。
また伊藤さんは、自動車シュレッダーダストをはじめとした大量の産業廃棄物が、不法に投棄され、かつて世間に衝撃を与えた「豊島事件」についても触れます。
「いまも、この豊島の環境は元に戻っていません。クルマが適切にリサイクルがされないと、こんなことになってしまいます」と話す伊藤さん。
実際、豊島事件では不法投棄されたシュレッダーダストによって、豊島にもともとあった豊かな自然環境が失われてしまっただけでなく、地域の漁業や農業も大きなダメージを受ける結果に。
昨今、小学校の授業などで「SDGs」などを取り上げることもあってか、児童たちの興味も強い様子で、常にまなざしは真剣。食い入るように説明を聞き、時折、メモをとっている姿が印象的です。
クイズで学び、触って実感
後半は、クイズ形式で前半の授業の習熟度を確かめます。一例として、たとえば5問目は「廃車となったクルマは、どのようにリサイクルされるでしょうか?」という問題。
回答の選択肢は「A.部品ごとに処理する」「B.すべて燃やす」「C.機械で固めて鉄にする」とあって、正解は「A.部品ごとに処理する」です。前半の講座から「クルマは複数の資源の集合体」「リサイクル時はバラバラにして、部品・材料ごとに処理」といった知識をちゃんと吸収していれば、正解に辿り着けるという問題ですね。「燃やす」「固める」は部分的に正解だけど、不正解。
終盤には、実際に廃車になったクルマから得られた金属資源のインゴッドに触れてもらう体験コーナーも。銅と鉄のインゴッドは非常に重く、スタッフたちが周辺で補助しながら持ってもらいました。あまりの重さに、子供たちは目を丸くしたり、苦笑したり。
そして授業内課題として、今日の発見や感想をワークシートにまとめてもらいました。とある児童に今日の感想を訪ねると「楽しかった。自動車がリサイクルされて、歩道橋になることには驚いた」と伝えてくれました。ワークシートにも「歩道橋になることにおどろいた」と、しっかり書いてありました。
最後は、特別ゲストの自動車リサイクル博士に見送られながら退場。自動車リサイクル博士、あまりにも人気で大勢の児童たちに取り囲まれる事態に。いやあ、楽しそうです。
というわけで、JARCによる杉並区立大宮小学校での出張授業『未来を変える!クルマのリサイクル大作戦』は、児童たちにも喜んでもらえ、大成功で終了となりました。
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