11月19日から21日までの3日間、パシフィコ横浜で開催される「Edge Tech+ 2025」において、ASUS JAPANが小型AIスパコン「ASUS Ascent GX10」を展示する。同社は、丸文ブース(No.BG-09)内において、IoTソリューションとサーバー製品も合わせて紹介し、エッジコンピューティング領域における最先端技術を来場者に提供する。
ASUS Ascent GX10は、次世代のサーバー性能をエッジ側に展開するために設計された製品で、高性能のプラットフォームを提供する。「ASUS Ascent GX10」は、NVIDIA Grace Blackwell Superchipを採用し、産業や研究、生成AI用途に対応可能な小型AIスパコンである。第6世代Intel Xeonプロセッサに対応するサーバーボード「ISB-E901」と共に展示され、来場者はこれらの先端技術を直接体感できる機会が用意されている。
ASUSの展示は、AIエッジコンピューティングやAIによるセキュリティデモ、そして小型SBC「Tinker Board」シリーズのような多様な製品ラインアップを含んでいる。例えば、Jetson Thor搭載の「PE3000N」を用いたデモでは、AI推論性能を最大限に活用することを目指す。さらに、Orin NX/Orin Nanoを搭載した「PE1100N」によるAI人物検知デモでは、接近者をAIが検知しリアルタイムで音声警告を発する仕組みが実演される。
既存の技術と新しいイノベーションを組み合わせ、幅広い市場での適用性を持つASUSの最新の技術群。特にASUS Ascent GX10は、そのコンパクトな設計でありながら高度な処理能力を持ち、多岐にわたる業界での応用が期待されている。最先端のテクノロジーを手に取って感じることができるこの展示会で、ぜひ未来のエッジコンピューティングの一端を体感してほしい。


