日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA)は11月7日、「BitTorrent」などのファイル共有ソフトの利用時に、ユーザーが意図しない形で著作権侵害が発生することがあるとして、注意を呼びかけるコンテンツを公開した。
同協会によると、ここ数年、アダルト動画をファイル共有ソフトで拡散していたとして、コンテンツの権利者から発信者情報開示や損害賠償の請求を受けるケースが急増。
ファイル共有ソフトには、ダウンロードしたファイルを他のユーザーのために拡散(再アップロード)する仕組みが備わっているが、そうと知らずにソフトを利用した結果、損害賠償請求を受けたユーザーも少なくないという。
JAIPAではトラブルを防ぐ方法として、不審なサイトへのアクセスを避ける、安易にソフトをインストールしない、無料の謳い文句につられて動画などをダウンロードしないといった注意点を紹介。
あわせて、もし発信者情報開示や損害賠償請求、示談の提案などを受けた際は、1人で判断せず、弁護士会の法律相談や消費生活センターの消費者相談を利用するよう案内している。














